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会社の人事評価に「不満」 モチベーション低下、転職考えた…男女758人の“本音”

ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」が、「2023年人事評価の実態調査」を実施。その結果を発表しました。

「2023年人事評価の実態調査」の結果とは…
「2023年人事評価の実態調査」の結果とは…

 年功序列から成果主義への変換によって増加した人事評価制度。ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」が、「2023年人事評価の実態調査」を実施。その結果を発表しています。

 調査は8月30日〜9月4日にかけて、社会人の男女758人を対象に、インターネットで行われました。

 まず、会社に人事評価制度があるかどうかを聞いてみると「ある」が 83.9%、「ない」が16.1%と“ある派”が過半数を占めました。

「ある」と回答した636人に評価方法を聞くと「MBO(目標管理制度)」が36.0%で最も多く、次いで「コンピテンシー評価」が23.0%、「ミッショングレード制度(役割等級制度)」が21.2%、「360度評価(多面評価)」が15.4%という結果でした。

 次に、人事評価制度に対し不満を感じたことがあるか聞いたところ、“感じている派”が 75.2%と過半数を占めました。内訳は「とても感じている」が23.2%、「感じている」が23.4%、「どちらかといえば感じている」が28.6%でした。

 また、評価によってモチベーションが低下した経験があるかと質問すると、「とてもある」が28.5%、「ある」が27.3%、「どちらかといえばある」が22.9%と計78.7%が“ある派”でした。

 モチベーションが下がった原因の第3位は「上司が自分をちゃんと見てくれていないと思ったから」で38.5%、第2位は「評価の基準が不透明だったから」で45.6%、第1位は「成果と報酬が見合っていなかったから」で51.3%という結果でした。

 さらに、「評価によって転職を考えたことはありますか?」という調査も実施。「とてもある」が24.8%、「ある」が23.9%、「どちらかといえばある」が23.1で、計71.8%の人が転職を考えたという結果になりました。

「評価に期待すること」も聞くと、第3位は「承認欲求が満たされること」で27.3%、第2位は「キャリアアップにつながること」で32.1%、第1位は「年収が上がること」で71.6%でした。

(オトナンサー編集部)

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