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職場での“いじり”はイジメ 20~50代の社会人男女650人の“リアルな声”

「Job総研」が現在職を持つ全国の20~50代の社会人男女650人を対象に「2023年 職場イジメの実態調査」を実施し、結果を発表。“リアルな声”が浮き彫りになりました。

「2023年 職場イジメの実態調査」の結果とは…
「2023年 職場イジメの実態調査」の結果とは…

 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する、ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」が「2023年 職場イジメの実態調査」を実施し、結果を発表しました。

 調査は、8月16~21日にかけて、現在職を持つ全国の20~50代の社会人男女650人を対象に、インターネットで行われました。

「職場でイジメを目撃・相談されたことがあるか」と質問したところ、「目撃した経験がある」が22.6%、「噂(うわさ)で聞いた経験がある」が21.1%、「相談を受けた経験がある」が16.2%という結果になりました。「全くない」は40.1%でした。

 そこで、相談・目撃・噂を聞いた経験がある389人に「目撃した・相談された後の行動」についても聞きました。「何もできなかった」が34.7%と最も高く、続いて25.2%の「一緒に解決に動いた(解決した)」、22.6%の「一緒に解決に動いた(解決しなかった)」、17.5%の「何もしなかった」という順になりました。

 また、「イジメだと思う境界線」についても調査しています。レベル1「1対1の比較的軽度な言葉によるからかい(いじり)」、レベル2「数名による比較的軽度なからかい(いじり)」、レベル3「レベル2の継続 , エスカレート(本人が傷つくいじり)」、レベル4「イジメと認識しながらレベル3を継続 意図的な仲間はずれ(はぶり)」、レベル5「個別・集団問わずモラルのない人格否定を浴びせ続ける」の5段階で質問したところ、レベル3が44.3%と最も多く、次いでレベル1が21.8%、レベル2が19.8%、レベル4が8.3%、レベル5が5.8%という順番でした。

 続けて、上記のレベル5までで「実際に行ったことのある職場イジメ」を聞いたところ、レベル1が21.1%、レベル2が13.1%、レベル3が6.8%、レベル4が3.7%、レベル5が2.0%という結果でした。「行ったことがない」は53.3%いました。

「実際に受けたことのある職場イジメ」についても質問したところ、「経験したことがない」が33.8%と最も多くの回答を得ました。そして、レベル1が22.0%、レベル2が14.2%、レベル3が13.1%、レベル4が7.4%、レベル5が9.5%いました。

 被害の経験があると回答した430人に、誰からの被害かも聞くと「上司」が45.8%で最多回答となり、次いで「先輩」が40.7%、「同じ地位・役職」が30.2%という結果でした。また、被害後の影響を聞くと、「モチベーションが下がった」が46.3%で最も多く、次いで「職場に行きたくなくなった」が43.3%、「周りを信用できなくなった」が36.5%と上位3つに入りました。

 回答者全体の650人に「職場イジメが起きやすいと思う環境」について聞くと、「断然“対面”だと思う」が31.2%、「“対面”だと思う」が26.9%、「どちらかといえば“対面だと思う”」が26.6%と、計84.7%が「対面派」と回答。「オンライン派」は15.3%という結果になりました。

 同社は、調査結果を受けて「暴力や暴言、数名による加害を職場イジメと認識していたものも、レベル別で加害、被害意識を確認すると個人による軽度のからかいを職場イジメと感じた経験のある社会人が多いことから、職場は知らぬ内にイジメが発生してしまう環境であったことがわかりました」と説明。

 さらに「ハラスメント対策が実施されている場合でも、今後の出社回帰によって対面コミュニケーションが増加していくことを想定すると、職場でもイジメの対応策強化が必要になっていくことがわかる調査結果となりました」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

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