【漫画】「親としてのレベル低すぎ」先生の“子育て話”に呆れた高校時代… 20年後、思い知った現実に「親になったら分かる」
Xで公開されたイラストレーター・漫画家の桜木きぬさんの漫画が、「親になって初めて分かることなのかも」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

イラストレーター・漫画家の桜木きぬさんの漫画「親としてのレベル」が、Xで投稿されて以来、6万8000以上の「いいね」を集めて話題に。
当時高校生だった作者は、先生のある言葉を聞いて「親としてのレベルが低すぎる」と感じていました。しかし20年後、自分が親になってみると…という内容で、読者からは「こう思ってる子が多すぎる」「自分が親になったら分かる」「子どもはそれに気付かない。けど逆にそれが幸せ」などの声が上がりました。
親になって初めて分かった、先生の言葉
桜木きぬさんは、Xで日常漫画などを発表しています。2025年に「わたしが選んだ死産の話」(KADOKAWA)を出版しました。桜木きぬさんに作品について話を聞きました。
Q.この漫画は多くの方々に読まれました。反響はいかがでしたか。
桜木きぬさん「たくさんのリプライをいただき、驚きました。小さなお子さんがいる方、大きなお子さんがいる方、自分の子ども時代を振り返る方、最近の物価高を憂う方など、いろいろな視点があり、勉強になりました」
Q.もし今、高校時代の先生にお会いできるとしたら、どんな言葉を伝えたいですか。
桜木きぬさん「『20年くらいかけて、やっと先生が言っていたことの意味が分かった』と伝えたいです。また、『今は伝わらないかもしれないけれど、いろいろなことを一応子どもに話している』と、伝えられたらいいなと思います」
Q.高校生だった当時は、「自分はこんな親になりたい」という理想像はありましたか。そして実際に親になった今、その考え方に変化はありますか。
桜木きぬさん「自分が親になる未来があると思っていなかったので、理想像はありませんでした。なので当時はまったく想像もしなかったことが、日々起きています」
Q.物価高が続く今、その影響を子育ての中でどのように感じていますか。
桜木きぬさん「私の住んでいる地域では、給食費や高校の授業料が無償化されるなど、子育て支援には助けられています。ただ、食料品や日用品の値上がりが続いているので、栄養バランスのよい食事を予算内で毎日用意するのは、以前より難しくなったと感じます。子どもはシンプルによく食べますので」
Q.最近感じた「親になって分かった、当たり前ではなかったこと」はありますか。
桜木きぬさん「私は40代になってから、病気になったり、障害の診断を受けたりしました。最近は、『親が元気でいるのも当たり前ではないんだな』と感じています。元気に子育てできるのは親子双方にとってありがたいものですね」
Q.今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか。
桜木きぬさん「昨年突然、ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けたので、今はそれについていろいろ考えたり、気付いたことを描いたりしています。エッセー漫画を描く前から続けている広告漫画の仕事も、変わらず引き受けています。どちらも大好きです」
(オトナンサー編集部)




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