「蛙化現象」が起きた相手の行動、男女共通の圧倒的1位は? 「レジであたふた」「靴下の親指が薄い」…理不尽エピソードも続々
「蛙化を感じてしまう相手の行動」ランキングが発表されました。1位に選ばれたのは……。

流行語となった「蛙化現象」。本来の意味は「好きな相手から好意を示された途端に嫌悪感を抱いてしまう」というものですが、最近の流行語として使われている意味では「好きな人のささいな行動で気持ちが冷めてしまうこと」とされています。
エピソードの理不尽さで話題になることも多い「蛙化現象」ですが、相手のどんな行動で“蛙化”してしまう人が多いのでしょうか。ウェブメディア「マッチングアプリ大学」を運営するネクストレベル(横浜市西区)が、「蛙化を感じてしまう相手の行動」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。
「メニュー表を指す指が小指だった」
調査は2023年6月から7月にかけて、18〜41歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施。計347人(男性153人、女性194人)から有効回答を得ています。
男性4位、女性3位に入ったのは「ポイ捨てなどマナーが悪い」。「あめを包んでいた包装紙を道端に捨てたのを見たとき(30代男性)」「食事の際に、机に肘をドーンとついて食べる姿を見たとき(30代女性)」など、食事時や公共のマナーの悪さなどを見て“蛙化”したというエピソードが寄せられました。
男性3位、女性2位は「食べ方が汚い」。「一緒に食事に行ったときに、食べ方が汚すぎた。その後また会おうとか言われて蛙化(20代女性)」「一緒にご飯を食べているときにそしゃく音が気になって冷めました(10代女性)」といった辛らつなコメントが。食事のマナーについては、特に女性から男性に対しての蛙化が多いようで、「それまですてきに見えていた恋人でしたが、マナーが悪いところを見て気持ちが下がってしまった」など、食べ方によって相手の印象が大きく変わることがあることがうかがえます。
そして、男女ともに圧倒的1位となったのは「店員への横柄な態度」でした。「店員に、2人だけなのに、6人用の広い席にしてほしいと無茶を言っていた(20代女性)」「店員に対して、偉そうな態度を取っていた(20代男性)」など、店員への態度を見て“蛙化”したという意見が多数。上から目線でものを言う態度は「相手への思いやりに欠ける」と思われて、“蛙化”されやすい可能性が高いといえそうです。
その他、「かなり理不尽」ともいえる“蛙化”エピソードとして、「外食で注文をするときにメニュー表を指す指が小指だった(40代女性)」「レジのときにあたふたしているのを見たとき(20代女性)」「靴下の親指が薄くなっていて爪が見えていたとき(40代女性)」「笑うときにガハハと大口を開けて手をたたいていて、おばさんに見えたとき(20代男性)」「いびきをかいて寝ている姿を見たとき(20代男性)」といった辛らつな声も寄せられました。
調査結果を受けて、同社は「エピソードによっては、理解できるものもあれば『理不尽すぎて理解できない!』なんてものもあったのではないでしょうか」「蛙化しそうになったときは、相手の良いところに目を向けてみることもオススメですよ」とコメントを寄せています。
(オトナンサー編集部)
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