オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

「サバ缶」vs「ツナ缶」、筋トレやダイエットに適しているのは? 現役ボクサーの管理栄養士に聞いた

ツナ缶は「ライト」「ホワイト」表記もチェック

Q.その他、筋トレ中やダイエット中の人がサバ缶、ツナ缶を食べる際に覚えておくとよいこととは。

岸さん「油漬けタイプのツナ缶には、主に大豆油が使われています。大豆油に多く含まれるリノール酸は、必要不可欠な『オメガ6脂肪酸』ではあるのですが、サラダ油や加工油にも含まれており、現代社会では過剰摂取の方が問題となっています。この油にも、うまみや栄養成分が含まれていますが、筋トレ中やダイエット中はなるべく油を切るか、水煮タイプのツナ缶を使用した方がよいでしょう。皮なしの鶏むね肉と比較しても、タンパク質の量はほぼ同じ程度含まれますが、油漬けタイプのツナ缶の場合は脂質とカロリーが多くなってしまうため、注意が必要です。

また、日本で流通しているサバ缶は『マサバ』か『タイセイヨウサバ』がほとんどですが、タイセイヨウサバの方が、脂が多く、カロリーも1.5倍程度高くなります。その分、DHAやEPAの量も多くなり、うまみも増しますが、ダイエット目的であれば全体的なカロリーや脂質に注意するのがよいでしょう。

ちなみに、ツナ缶に表示されている『ライト』や『ホワイト』という表記は、油の量やカロリーではなく、ツナ缶の原料の違いを示しています。『ライト』や『L』の表記はキハダマグロ、メバチマグロ、カツオなどが使われていますが、メーカーによって原料が異なるため、表示を確認してください。『ホワイト』はビンナガマグロを使用しており、ツナ缶の中でも味、栄養価ともに高品質のものです。カロリーやサイズ、味などと誤解しやすいので、注意しましょう」

(オトナンサー編集部)

【要注意】うそでしょ…? 実は「プリン体」が多く含まれる食べ物10選

画像ギャラリー

1 2

岸百合恵(きし・ゆりえ)

プロボクサー、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士

病院食の管理・調理業務や企業での特定保健指導を経て、生活習慣病診療を専門とするクリニックにおいて5年間、栄養指導を実施。アスリートとしても夢を追い掛け、2017年に日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに挑戦し、一発合格。「闘う管理栄養士」として、チャンピオンを目指して日々トレーニングに励みながら、ボディーメークや健康管理の指導を行う。現在は、スポーツ・睡眠歯科分野の診療を行う歯科医院で、アスリートへの食事指導や、一般患者へのダイエット、フレイル・サルコペニア予防の指導を行う他、内科クリニックで生活習慣病患者に対する食事指導を行っている。

岸百合恵(きし・ゆりえ) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ライフ 最新記事

ライフの記事もっと見る

コメント

CAPTCHA