温泉入り過ぎ、体にどう影響? 食後に入っても大丈夫? 入浴時の注意点を医師に聞く
温泉に入るのを控えた方がよいケースは?
Q.何らかの持病がある場合、温泉に入るのを控えた方がよいのでしょうか。
寺西さん「1回の温泉の入浴または飲用で体に悪い影響をきたす可能性がある病気、病態を『禁忌症』と言います。温泉にはいくつかの禁忌症があるため、特に基礎疾患がある人は注意が必要です。
例えば、慢性関節リウマチに対する温泉の効果が知られていますが、あくまで病状が安定しているときです。病状進行期に温泉に入るとかえって病状を悪化させる可能性があるので、入浴を避ける必要があります。このほか、主に以下の症状や基礎疾患がある場合は、温泉に入るのを控えた方がよいといわれています」
・風邪などで発熱の症状がある
・悪性腫瘍
・白血病
・腸チフスや日本脳炎などの急性伝染病
・重症の高血圧症、動脈硬化、糖尿病、心疾患、腎疾患
・急性期の脳卒中、胃・十二指腸潰瘍
・大血管(心臓や脳、足の血管)の動脈瘤(りゅう)
このほか、寺西さんは「温泉を利用したいものの、何らかの基礎疾患があるときは、事前にかかりつけ医に相談することをお勧めします。温泉療法として温泉を利用する場合、温泉療法を専門とする医師の管理下で行うべきです。適切な方法で入浴しないと、十分な効果が得られない可能性があります」と注意しています。
(オトナンサー編集部)



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