マッチングアプリ、恋人できた割合“女性の方が多い” 男女1000人調査で恋人「できた」「できなかった」…成果の違い
「マッチングアプリ大学」が、マッチングアプリを利用した恋愛に関する調査を男女1000人に実施。見えてきた結果とは…

システム開発事業を展開するネクストレベル(神奈川県横浜市)が運営するウェブメディア「マッチングアプリ大学」が、マッチングアプリを利用した恋人探しに関する成果に着目し、アンケート調査を実施。マッチングアプリで恋人ができた人とそうではない人にどのような違いがあるかを男女別で比較したということです。
調査は、今年1月、マッチングアプリを利用した経験のある男女1000人を対象にインターネットアンケートで行いました。結果は男性378人、女性621人の有効回答数で発表しています。

まず、マッチングアプリを利用していた男性のうち、「彼女ができた」と回答した人は45.0%という結果でした。利用したマッチングアプリも調査したところ、3位が6ポイントの「ペアーズ」、2位が8ポイントの「Omiai」、1位が9ポイントの「with」でした。
「マッチングアプリを通じて恋人ができた」と回答した男性の平均をまとめたところ、恋人ができるまでの利用期間は「6カ月」、マッチング人数は「20人」、メッセージ人数は「8人」、デート人数は「2.5人」、利用しているアプリは「2.1個」、交際成立は「1人」ということが分かりました。マッチング人数を母数としたとき、交際まで進む確率は約5%ということになりました。
調査では、恋人ができた男性のマッチングした女性の数が「1~5人」が31.0%、「11~30人」が25.0%、「6~10人」が21.0%と上位を占めており、同じく恋人ができた男性のメッセージした女性の数が「1~5人」が36.0%、「11~30人」が26.0%、「6~10人」が21.0%とほとんど変わっていないことが判明しました。この結果から、恋人ができている男性は、マッチングした女性全てに対して、きちんとメッセージのやり取りができていたことが読み取れます。
また、恋人ができている人、できない人では同時利用しているアプリの個数でも差が生まれていました。恋人ができた人は平均2.1個、できなかった人は平均1.8個でした。

一方、女性の方はどうだったのでしょうか。マッチングアプリを利用していた女性のうち、「彼氏ができた」と回答した人は53.0%という結果でした。利用したマッチングアプリも調査したところ、3位が7ポイントの「ペアーズ」、2位が12ポイントの「with」、1位が16ポイントの「Omiai」でした。
「マッチングアプリを通じて恋人ができた」と回答した女性の平均は、恋人ができるまでの利用期間が「6カ月」、マッチング人数は「30人」、メッセージ人数が「20人」、デート人数が「3.5人」、利用しているアプリは「2.5個」、交際成立は「1人」ということが分かりました。女性の方がより多くの男性と交流をして、1人を選んでいることがうかがえます。
女性の「マッチングした男性の数」の調査では、「1~5人」では「彼氏ができた女性」が31.0%だったのに対し、「彼氏ができなかった女性」が43.0%、「6~10人」では「彼氏ができた女性」が21.0%で、「彼氏ができなかった女性」が14.0%、「11~30人」では「彼氏ができた女性」が25.0%で、「彼氏ができなかった女性」が11.0%だったことから、30人前後、マッチング数があると、恋人ができる確率が高くなると言えそうです。彼氏ができなかった人のマッチング数は5人以下が多数だったため、5人以上のマッチング数を目指すと良いということです。
また、女性には「マッチングアプリを使っている中で感じていた不満は?」という調査も実施しました。「彼氏ができた女性」170人の回答でトップは35.0%の「真剣に恋人を探している人が少ない」でした。次いで33.0%の「メッセージの返信が面倒臭い」、26.0%の「好みの異性がいない」が続きました。
「彼氏ができなかった女性」208人の回答で1位となったのは、45.0%の「好みの異性がいない」でした。2位は34.0%の「メッセージの返信が面倒臭い」、3位は31.0%の「真剣に恋人を探している人が少ない」という結果でした。
同社は調査結果を受けて、「『好みの男性がいない』という回答に対して、できた人とできなかった人で19%のズレがありました。また、その分、男性の真剣さに不満を感じる人の割合が4%上がっています。恋人ができなかった女性のうち、実際に会っていない人がほとんどのため、ここで指している『好みの異性』とは、マッチングアプリ上のプロフィールやメッセージのやり取り上で好みの異性ではないと感じていたのではと思います」と分析。
続けて、「恋人ができている女性は、プロフィールやメッセージ内容が好みのタイプかよりも、真剣さが感じられるかを重要視しているため、自然と対象者を広げていることにつながっているのだと読み解きました」「つまり、マッチングアプリで恋人を作りたいのであれば、『プロフが好みじゃないから会わない』という選択をできるだけ避けて、真面目そうな男性ならまずは会ってみるのがポイントである」とコメントしています。
さらに、「これらの結果を見ていくと、マッチングアプリを上手に活用して恋人を作るためには、いかに多くの異性とマッチングし、デートに進んでいけるかが鍵になりそうです」と説明しつつ、「マッチング数を増やすにはプロフィールの工夫が、デートに進むにはメッセージでの工夫が必要といえます。マッチングアプリで恋人を作りたいと思っている方は、ぜひプロフィールやメッセージに力を入れてみてください」とアドバイスも添えています。
(オトナンサー編集部)
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