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大阪府民に聞いた「好きな商店街」ランキング発表! 3位は「駒川商店街」…1位&2位は?

「2023年版 大阪府民に聞いた好きな商店街ランキング」が発表。1位に選ばれたのは、どの商店街なのでしょうか。

大阪府内の「好きな商店街」1位は?
大阪府内の「好きな商店街」1位は?

 日常的な買い物での利用はもちろん、観光スポットとしても人気の商店街が多くある大阪府。大阪市24区には約480、大阪府内では950を超える商店街があります。そんな府内の商店街について、LIFULL(ライフル、東京都千代田区)が運営する情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS」が調査を実施。「2023年版 大阪府民に聞いた好きな商店街ランキング」として発表しました。

2位は「歩いてるだけで気持ちがウキウキ」

 同ランキングは2023年2月、大阪府に在住する20〜69歳の男女3605人のうち、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」と回答し、「2週間に1回以上」商店街に行くと回答した人を対象に、インターネットリサーチで実施。902人から有効回答を得たものです。

 まず、男女3605人を対象に聞いた「商店街がどのくらい好きか」の質問では、「とても好き」が12.1%、「好き」が25.5%、「まあまあ好き」が43.1%となり、商店街が好きな割合は8割(80.7%)にも上りました。

 このうち、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」と回答した人に、「商店街に行く頻度」について聞いたところ、「週に2~3回以上」が7.3%、「週1回程度」が14.5%、「2週間に1回程度」が12.1%という結果に。約3割(33.9%)が「週1回以上商店街に行く」ことが明らかに。商店街に行く頻度を男女別に見てみると、「週に2〜3回以上」「週1回程度」「2週間に1回程度」の合算が、男性は36.9%、女性は30.8%と、男性の方が商店街へ行く頻度が多い傾向にあることも分かりました。

 日常的な利用頻度が高いとなると、引っ越し時に「商店街が近くにあるか」を考える人もいそうです。そこで、「引っ越し先のエリアを決める際に、近くに商店街があることはどの程度影響するか」を聞いたところ、「あることが絶対条件」が10.4%、「絶対ではないが、かなり重視する」が30.2%となり、商店街が好きな人の約4割(40.6%)が、「商店街があること」が住まい探しに影響を及ぼしているようです。

 では、“商店街好き”な902人が選ぶ、大阪府内の「好きな商店街」はどこなのでしょうか。結果、「最も好きな商店街」の1位は「天神橋筋商店街」(天神橋筋六丁目駅)でした。

 天神橋筋商店街は“日本一長い商店街”として知られているスポットです。アンケートでは、「日本一長い商店街で、いろいろな店舗があり価格が安い。いつも活気があってにぎわっています」「商店街が長く、多くの店があり、お気に入りの店舗もあるため。雨の日にもウオーキングがてら傘なしで移動できる」など、その長さやにぎやかさ、利便性などについて触れる熱いコメントが多くみられる結果となりました。

 2位には、ファッションや飲食店など、約180の店舗からなる大阪ミナミの「心斎橋筋商店街」(心斎橋駅)がランクイン。明治・大正期には、心斎橋周辺は「東の銀座、西の心斎橋」ともいわれ、銀ブラに対して“心ブラ”という言葉も生まれました。「お店が多く、若者向けだから」「歩いてるだけで気持ちがウキウキする。昔は心ブラと言ったくらい」など、幅広い世代からのコメントが寄せられました。

 そして3位は、大阪3大商店街の一つとしても知られている「駒川商店街」(針中野駅)。「活気があって下町っぽいところがありよい」「おいしいコロッケ屋さんがある。訳ありの商品を安く売っている」など、活気がある・庶民的・下町っぽい雰囲気があるなどのコメントが見られました。

 なお、「最も好きな商店街」の設問に寄せられたフリーコメントでは、女性は特に「安さ」や「店の多さ」「楽しさ」について、男性は「店の多さ」や「近さ」「活気」について言及するコメントが多い傾向にあったといい、同社は「比較的、商店街にお得さを求める女性と、店の店舗数を求める男性とで傾向に若干の違いが伺える結果となりました」とコメントを寄せています。

(オトナンサー編集部)

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