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「寒いと売れるものランキング」、アルコール飲料で「日本酒」を上回った1位は?

「True Data」が10月19日、「寒いと売れるものランキング」を発表し、アルコール飲料の順位も明らかにしました。

「寒いと売れる」アルコール飲料は?
「寒いと売れる」アルコール飲料は?

 全国の消費者購買データを集計・分析している「True Data」(トゥルーデータ、東京都港区)が10月19日に発表した「寒いと売れるものランキング」では、「アルコール飲料」部門についても結果が明らかになりました。寒さと相関関係の深い1位は「焼酎(乙類)」で、5位の「清酒(日本酒)」を大きく上回りました。

1位は「焼酎(乙類)」

 2020年9月7日~2022年9月4日における全国の食品スーパーマーケットの購買金額を週ごとに集計し、気象データから当該週の最低気温週平均を、いずれも9月17日時点で抽出。気温の低下と購買金額の関係性(相関係数)の強さをランキングで示しました。相関係数は「-0.5以下」の場合、気温の低下と関係性が強いと言われています。気温が下がれば売り上げが上がる、という逆相関のため、マイナスの値が大きいほど、ランキング上位となります。

 アルコール飲料部門のランキング1位は「焼酎(乙類)」で、相関係数は「-0.77」でした。「本格焼酎」とも呼ばれる「焼酎(乙類)」は、お湯割りで飲まれることも多いため、寒い時季によく飲まれえるものとみられます。

 2位には「-0.72」で「合成清酒」が入りました。アルコールなどを原料に製造した酒類で、香りや色が清酒に似ている「合成清酒」は大容量の紙パックで売られていることが多いお酒です。「清酒(日本酒)」は相関係数が「-0.56」で5位でした。

「寒いと売れるものランキング」では、「菓子」や「調味料」もランキング化。菓子部門の1位は「米菓」で、調味料部門の1位は「「粉末・顆粒(かりゅう)・固形・パックだし」でした。

(オトナンサー編集部)

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