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山田裕貴、大切なのは「演技にしない、お芝居にしないこと」 「となりの怪物くん」出演

日常生活でも心を動かす

Q.月川監督から特別な演出はありましたか。

山田「こっちを信頼して自由にやらせてくださいました。終盤の雫とのシーンは『人の気持ちは変わるんだよ』というセリフの『よ』の音について指摘されました。表情とか出さない分、セリフの音が重要になる役なので優しく聞こえても違うし。僕の中では、発しているつもりはなかったのですが、『聞こえる』と修正されました。僕の初主演のドラマも月川監督が撮ってくださって、何となく僕のことは分かってくれていると思います。その時『あんまりやりすぎなくていいんだよ』と言われ、やりすぎないようにしています」

Q.月川監督からその言葉をもらってから最近まで、そのように演じられたのですか。

山田「もちろんです。役柄やテイストによってはやりすぎていいと思っていますが、今回のクールキャラは引き算と思っているので、月川監督から言われたなと思い出してやっていました」

Q.演じる上で常に念頭に置いてることはどんなことですか。

山田「演技にならないように、お芝居にしない、本物に近づくというか本物になるということを意識しています。役について、そういう人間だったらどういう反応をするかとか、常々心がけてます。日常生活でも、ちゃんと心を動かすようにしています。ちゃんと一喜一憂するみたいな。友達や家族のこと、仕事のことでも全部に対して、うれしいのか悔しいのか、怒っているのか面白いのか、ちゃんと受け止めるようにしています」

Q.うそをつかないということでしょうか。

山田「そういうことでもあります。取材を受けているシーンであれば、この時のことを覚えておくとか。どういうトーンで答えているかとか、何回うなずいたかとか。うなずくにもいろいろ意味があるじゃないですか。そういうのを探していくというか。身振り手振りはどうしていたかとか」

Q.映画を楽しみにしている方へひと言お願いします。

山田「今27歳なのですが、20代後半でもこんなことあったなと楽しんでもらえると思います。家族と見ても面白い。中高生は今過ごしている瞬間が大事だと思うので、いつか『となりの怪物くん見たな』と思い出してもらえればうれしいです。友達でも恋人でも家族でも『あのキャラよかった』とか感情移入しながら楽しんでもらえたらと思います」

<ヘアメイク>仲田須加さん

<スタイリスト>小田優士さん(Creative GUILD)

(エンタメチーム)

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