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フィクションじゃなかった…だと…! 「まるで映画みたい」だけど実在する《ロマンあふれる職業》3選

世の中にあふれるさまざまな職業。一見すると「フィクションの世界の話」と思われるような仕事の中にも、実際に存在しているものがあります。ロマンあふれる“変わり種職業”を探ってみました。

映画でよく見る…けど実在する「珍しい職業」って?
映画でよく見る…けど実在する「珍しい職業」って?

 世の中には、数え切れないほどさまざまな「職業」があふれています。中には映画や漫画の中でしか見ないような珍しい職業もあり、「本当にあるの!?」と驚くような仕事内容のものも。今回は、ロマンあふれる“変わり種職業”を探りました。

映画でおなじみ「財宝を探す仕事」は日本にも

 日本と比べて、圧倒的に大型のハリケーンや竜巻が発生しやすいアメリカでは、「ストームチェイサー」や「トルネードハンター」と呼ばれる職業が存在します。自ら嵐や竜巻が発生しそうな現場に向かい、気象レーダーなどを使って気象現象を観測。データを採取し、研究などに生かす仕事です。

 雷の撮影を主な活動とする日本人ストームチェイサー・写真家の青木豊さんは、自身のX(@junk_photograph)で「いちど現場に出たらレーダーは補助的なもの、経験値と勘で動いてる」と語っています。発生の予測が難しい気象現象が相手であり、常に危険と隣り合わせであることが伝わります。

 また、映画「インディ・ジョーンズ」シリーズに見られるような「トレジャーハンター」も、フィクションかと思いきや立派な職業の一つ。そのイメージの通り、遺跡・沈没船・洞窟などで財宝を探す仕事です。

 日本にもトレジャーハンターとして活動する人がいます。「徳川埋蔵金」などはテレビ番組でも特集されていますよね。ちなみに、日本では「一般社団法人トレジャーハンター協会」が設立されており、ハンター大会やプロ試験の開催を通じて、宝探し事業を世界に発信する「プロハンター」の発掘や育成を行っています。

 そして、世界の果てともいえる南極大陸で調査を行うのが「南極地域観測隊」です。南極へは世界各国で観測隊の派遣・調査が行われていますが、日本でも1957年に1次隊を派遣し、「昭和基地」を設立。それから60年以上にわたる今も、地球環境の観測が続けられているのです。

 日本では「国立極地研究所」が、研究職の「観測部門」と、施設や設備メンテナンス・医療・調理など生活基盤を維持する「設営部門」の2部門で採用を実施。公式サイトでは「あなたが南極観測を支える専門的な知識と経験、そして情熱をお持ちなら、観測隊員になるのも夢ではありません」とPRしています。

 世界には、フィクションの世界だと思っていたロマンあふれる職業が他にもまだまだ存在しています。あなたはどんな職業に憧れますか? ぜひ世界の“変わり種職業”を探してみてくださいね。

(オトナンサー編集部)

【画像】「実在する…だと……!」→これが《まるでフィクション》な「ロマンある珍しい職業」の数々です!

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