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止まらない物価上昇…「住宅ローン返済」のための“我慢”も? 1000人に聞く「家計」のリアル

長引くコロナ禍や物価の上昇による「住宅ローン返済への影響」に関する調査結果が発表されました。1000人に聞く「家計」のリアルとは……。

物価上昇で「家計」にダメージも…
物価上昇で「家計」にダメージも…

 中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービスを提供するgroove agent(グルーブエージェント、東京都港区)が2022年7月に行った、コロナ禍や物価の上昇による「住宅ローン返済への影響」に関する調査結果を発表しました。

ローン返済のため「趣味や行楽を我慢」

 調査は、東京都に住む40〜50代の既婚男女を対象に、ウェブアンケートで実施。1000人から回答を得たものです。

 コロナ禍や物価上昇による「家計へのダメージ」について聞いたところ、「ダメージを感じている」人が73%となり、「感じていない」人の27%を大きく上回る結果に。そのうち、「住宅ローンの支払いに影響があった」のは15%でした。

 住宅ローンを滞りなく返済していくためには、日常生活上でさまざまな“我慢”をすることも考えなければならないでしょう。そこで、「住宅ローン返済に影響があった」人に、「家計を守るために我慢していることがあるか」について聞いたところ、「ある」が48%という結果に。約半数が「住宅ローンを返済するために、日々の生活をはじめ趣味や行楽を我慢している」ことが分かりました。

 どんなことを我慢しているのかについては、「食費や光熱費がかかるので、家族でのレジャーや外食が減った」「趣味にお金を使わなくなった」「食費、嗜好(しこう)品、被服費を抑えている」「エアコンを使わないようにしている」「外食や外出を控えている」といった声が寄せられています。

 調査結果について、同社は「災害や事故・病気、2020年から続くコロナ禍などの流行病は誰にも予測することができない」「多くの人にとって人生で一番の大きな買い物になり得る『住宅』は、資金計画を一歩間違えると大きな足かせになる可能性がある」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

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