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間宮祥太朗、“当て馬”から“本命”役まで演じ切る表現力 「魔法のリノベ」波瑠との再タッグに期待

「#リモラブ」でも共演! 波瑠との相性の良さ

 間宮さんの魅力といえば、役者として“ピュアな心”を持っているからでしょう。その浸透力はすさまじく、人間の生理としての反応や、心の揺れ動きを繊細に表現した間宮さんの演技は、見ている側も自然と引き込まれていく力を持ち合わせています。王道ヒロインから、個性際立つヒロインまで、どんな相手役も輝かせる“魔力”を持っているのです。

 今回出演する「魔法のリノベ」で、コンビを組むのは「#リモラブ」以来の共演となる波瑠さん。前作で間宮さんは、波瑠さん演じる産業医の美々に好意を寄せる社員“ごもちゃん”こと、五文字を演じました。好きな人のために身を引く健気な姿が反響を呼ぶも、やはり恋は実りませんでした。

 しかし、お互いにどんな役にも入り込める透明感と、それでいて失われない芯の強さを持った間宮さんと波瑠さんの相性は抜群。空気感がとても似ているのです。

 「魔法のリノベ」は“住まいに新たな価値を作り出す住宅リノベーション”をテーマに、主人公たちが、依頼主が抱えている家や家族に対する問題に立ち向かっていくお仕事ドラマです。

 リフォーム会社で営業のエースだったのに、訳あって工務店に転職してきた主人公・小梅(波瑠さん)、そんな小梅とタッグを組むバツ2シングルファザーの玄之介(間宮さん)が、恋愛関係になるのかはドラマの見どころの一つですが、優秀な営業マンだった小梅とコンビを組み、お人好しで成績ゼロの玄太郎がどう変化していくのかも、楽しみなところ。

 常に代表作を更新し続ける間宮さん。多くの人に愛される役づくりに、今回も期待大です。

(ライター 苫とり子)

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苫とり子(とま・とりこ)

エンタメ系ライター

1995年、岡山県生まれ。東京在住。学生時代に演劇や歌のレッスンを受け、小劇場の舞台に出演。IT企業でOLを務めた後、フリーライターに転身。現在は「Real Sound」「AM(アム)」「Recgame」「アーバンライフメトロ」などに、エンタメ系コラムやインタビュー記事、イベントレポートなどを寄稿している。

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