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「ホットギミック」原作・相原実貴さん、堀未央奈を絶賛「終盤は女の顔になって…」

堀未央奈さん主演の映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」原作の相原実貴さんに単独インタビュー。映画化に際しての要望やキャストのイメージなどを聞きました。

(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会
(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

 人気アイドルグループ・乃木坂46の堀未央奈さんが主演する映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」原作の相原実貴さん。同作は、平凡な女子高生・成田初(堀さん)は、同じ社宅に住む幼なじみの小田切梓(板垣瑞生さん)、口は悪いが励ましてくれる橘亮輝(清水尋也さん)、初の兄である凌(間宮祥太朗さん)の3人の間で揺れ動いていく…同名コミックの実写化作品です。

 オトナンサー編集部では、相原さんに単独インタビューを実施。映画化に際しての要望やキャストのイメージ、ラブコメ漫画のネタ探しなどを聞きました。

一映画ファンとして面白い映画に

Q.映画化の経緯を教えてください。

相原さん(以下敬称略)「ドラマ版の後に『映画になるかもしれない』というお話を頂きましたが、本当になるか分からなくて、いざなると驚きでした。監督が決まり、キャストが決まり、光栄だなと思いました」

Q.映画化の際に要望は出されましたか。

相原「山戸結希監督の描く『ホットギミック』の世界が見たかったので、特に要望は出しませんでした」

Q.出来上がった映画を見ていかがでしたか。

相原「一映画ファンとして面白くて、きれいな映画だと思いました。スマホで会話しているシーンやカメラワークが面白いなと思いました。私はラブコメを描いているので、映画はコメディーというより、きれいにとがったナイフみたいで、それが嫌ではなく、すごく面白ったです」

Q.堀未央奈さん、清水尋也さん、板垣瑞生さんのイメージは。

相原「堀さんは乃木坂の方で、あんなかわいい方が地味設定の初(主演)でどう作るんだろうと思いました。見てみると生々しい初だと思いました。ファーストシーンで何も分かっていない女の子が、終盤は女の顔になっていると感じ、すごいと思いました。

清水さんの出演作品を見て、彼の演じてくれる橘亮輝を見てみたいと思いましたが、私の想像する亮輝を超えてくれました。梓は、板垣さんが演じてくださったのを見て『梓ってこうだよな』と改めて気づかされるところがありました。とても客観的に梓を見せてくれました」

Q.堀さんは初主演ですが、どんなことを感じましたか。

相原「作っている感じではなく、自然な感じで表情を変えていくことができる人でした。印象的なシーンは、3人の男の子に対する表情の違いと、酔っ払っているシーンのフニャッとした感じがかわいかったです。堀さんファンの方にはきっと、ありとあらゆる表情が見られてお得感がすごいと勝手に思っています(笑)」

Q.一番お気に入りのシーンは。

相原「電車で亮輝とキスするシーンで、堀さんが身長が届かなくてピョンピョン飛んで、やっと唇に当たったと思ったら、亮輝は荷物を取って帰っていって、それを追いかけるシーンです。二人の関係性がよく分かって好きなシーンです」

Q.ラブコメ漫画のネタ探しにされていることはありますか。

相原「映画や海外ドラマをよく見ます。ネタというより、こういう男の人に女が恋したとき、どうするんだろうと考えることが多いです」

Q.片思いの方にどんなアドバイスをされますか。

相原「片思いが一番自由で楽しい恋愛だと思います。両思いになると相手の気持ちも関わってくるので、片思いの方が自由にどういうふうにも感じられるし、幸せも得られるし。その先に進めるかどうか、つらいことがあるかどうかはその人次第ですが、たくさんした方がいいと思います」

 映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」は公開中。

(オトナンサー編集部)

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