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前田敦子、子育てで新たな「一面」実感 「AKB48」卒業後10年の変化も告白

前田敦子さんが、主演を務める映画「もっと超越した所へ。」が公開中です。どんなお願いも断ることができない衣装デザイナーの真知子を演じた前田さんに、初共演の菊池風麿さんの印象や子育て、「AKB48」卒業してからの変化などについて聞きました。

前田敦子さん(撮影:Saori Saito)
前田敦子さん(撮影:Saori Saito)

 俳優の前田敦子さんが、主演映画「もっと超越した所へ。」(10月14日公開)で、どんなお願いも断ることができない衣装デザイナーの真知子を演じます。

 映画は、ノリだけのフリーターや承認欲求の塊の落ち目俳優など、クズ男に“沼る”女性たちの恋愛模様を描いています。それなりの幸せな日々を送っていた真知子(前田さん)と、家に転がり込んできたヒモ男の怜人(「Sexy Zone」菊池風麿さん)が、ある日、別れの危機を迎える……というストーリー。

 同作は、劇作家の根本宗子さんが脚本・演出を手がけた同名舞台を映画化。根本さんは映画でも、脚本を務めています。

 オトナンサー編集部では、前田さんに、初共演となった菊池さんの印象をはじめ、3歳の長男の子育て、2012年にアイドルグループ「AKB48」を卒業して感じた変化などについて聞きました。

子育ては「つらさがない」

Q.クズ男にハマる女性たちの恋愛を描いた映画ですが、恋愛で大事なことはなんだと思いますか。

前田さん(以下敬称略)「うそをつかないことですね。男うそをつかず誠実にいることが大事です」

Q.真知子役で気をつけたことはありますか。

前田「現場では、根本さんが書かれた脚本を大事にしていたので、台本を一言一句間違えず覚えました」

Q.初共演となった菊池さんの印象はいかがでしたか。

前田「ずっと明るいんですよ。人生楽しい、一度も落ち込んだことがないと言っていました。映画の撮影も初めてだったらしく、すごく楽しそうにしていました」

Q.子育てをしていて、心境や価値観が変わったことはありますか。

前田「子どもを見ていると、私にもこういう一面があるんだと、実感しました。知らない自分がまだいるかもしれないと思えるんです。周りの人からは、子どもに私が似ていると言われます(笑)。周りの人からこう見えているんだと思います」

Q.子育ての苦労やつらさはありますか。

前田「楽しいです。つらさがないんですよね。周りの人が子どもを愛してくれています。子どもを通して、大人同士もコミュニケーションが円滑になり、仲良くなれています」

Q.AKB48を卒業して、10年たちました。変化したことはありますか。

前田「改めて思うことは、アイドルは若いときにしかできないなということです。21歳で卒業したので、そこからは、自分で生きている感じがしました。最近は、ドラマや映画の撮影現場のスタッフさんと同じ年になり、私より年下の人も出てきました。いろいろな年齢の方と関われるようになったのは、AKBを卒業してからです。人付き合いが変化しました」

 子育てで新たな一面を実感し、変化を遂げている前田さん。映画では、どんな演技の変化を見せているのかにも、注目です。 

(オトナンサー編集部)

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前田敦子
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前田敦子さん

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