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下着の色指定、”黒髪”統一…「ブラック校則」ようやく都立高で全廃、なぜ時間かかった?

ブラック校則を残す学校のリスク

 今回、都立高校では全廃となったものの、全国的にはまだブラック校則が残っている学校があるようです。そうした学校に「リスク」はないのでしょうか。

 ブラック校則を残したままにしておくと、入学志願者から時代遅れの学校であると敬遠され、生徒数の確保に苦慮する事態が容易に想定されます。少子化の昨今では、志願者数の減少は学校にとって死活問題です。

 また、在校生がブラック校則の違憲性・違法性を主張し、訴訟提起などに及ぶ可能性も否定できません。ブラック校則を巡る大々的なトラブルが発生すると、対応に多大な労力を要するだけでなく、学校の評判にも悪影響が及んでしまいます。

 いまだにブラック校則を残している学校は、早急に、時代の潮流に合わせた校則の見直しを行うべきでしょう。

(弁護士 阿部由羅)

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阿部由羅(あべ・ゆら)

弁護士

ゆら総合法律事務所代表弁護士。西村あさひ法律事務所・外資系金融機関法務部を経て現職。企業法務・ベンチャー支援・不動産・金融法務・相続などを得意とする。その他、一般民事から企業法務まで幅広く取り扱う。各種ウェブメディアにおける法律関連記事の執筆にも注力している。ホームページ(https://abeyura.com/)、ツイッター(https://twitter.com/abeyuralaw)。

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