好き嫌いはあっても…ハンバーガーに「ピクルス」、味はどう変わる? マクドナルドに聞く
ハンバーガーといえば、おなじみの「ピクルス」。入れることで、味はどう変わるのでしょうか。日本マクドナルドに聞きました。
野菜類をスパイス入りの酢に漬けた「ピクルス」。ファストフード店で売られるハンバーガーには、キュウリのピクルスが入っているのが一般的ですが、人によって好き嫌いが分かれる食材だとよく聞きます。ハンバーガーにピクルスを入れることで、味はどう変わるのでしょうか。日本マクドナルド(東京都新宿区)広報部の担当者に聞きました。
本社創業当時からピクルス入り
Q.そもそも、マクドナルドのハンバーガーにピクルスを入れる理由について教えてください。
担当者「一番の理由は、アメリカ本社のマクドナルドが創業当時から、ピクルス入りのハンバーガーを販売してきたからです。アメリカの店の味をそのまま、日本で提供するため、当社は1971年の創業当時から、一部の商品を除き、ピクルスを入れて、ハンバーガーを販売しています。世界各国のマクドナルドのハンバーガーも同様で、現在も変わらない味をお届けしています」
Q.ハンバーガーに使うピクルスや「ビーフパティ(牛ひき肉を円盤状にしたもの)」の原料について、教えてください。また、ハンバーガーにピクルスを入れることで、味はどのように変わるのでしょうか。
担当者「当社が使用するピクルスの原料はキュウリです。また、ビーフパティには、オーストラリア産やニュージーランド産、アメリカ産の安全な牛肉を使っており、その際、食品添加物(結着材・保存料)やつなぎ(パン粉や卵など)、調味料は使っていません。つまり、ビーフパティは牛肉だけで作られています。
つなぎを使わずに作ったビーフパティの味わいを引き出すため、ケチャップの甘さやマスタードの辛みに加え、ピクルスの酸味がアクセントとして大きな役割を担っています。ピクルスを入れることで、ハンバーガー全体の味わいが絶妙なバランスでまとまります」
Q.ピクルスは、人によって好き嫌いが分かれる食材だとよく聞きます。店頭で「ピクルス抜き」、または「ピクルス増量」でハンバーガーを注文することは可能なのでしょうか。
担当者「お客さまの好みに合わせて、注文時にピクルスを抜いたり、ピクルスを増量したりすることは可能です。いずれの場合も無料で対応しています」
Q.メニューの中で、ピクルスが入っている商品を教えてください。
担当者「レギュラーメニューでピクルスを入れているのは『ハンバーガー』『チーズバーガー』『ダブルチーズバーガー』『ビッグマック』『エッグチーズバーガー』です。また、『フィレオフィッシュ』のタルタルソースには、刻んだピクルスが入っています。
秋に期間限定で販売する『月見バーガー』にはピクルスを入れていませんが、当社では、ハンバーガー全体の味わいのバランスで使用する具材を決めており、期間限定メニューでもピクルスを入れる場合があります」
(オトナンサー編集部)
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