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「ストレートネック」の症状・原因・予防と改善法

パソコンやスマホの普及によって増えているといわれる「ストレートネック」。ここではその症状と原因、チェック方法、予防と改善についてご紹介します。もしかしたら、あなたのその症状も……。

ストレートネックには肩こりや頭痛などの症状がある

ストレートネックとは

 肩こりや頭痛、腰痛、激しい気分の浮き沈み。これらは、もしかしたら「首」に由来する症状かもしれません。近年、パソコンやスマートフォンが普及したことで「ストレートネック」になっている人が多いといわれ、これを放置することが上記の症状につながるのです。しかし、医師の尾西芳子さんによると、ストレートネックは、姿勢など普段の生活を工夫することで予防したり、症状を和らげたりすることができます。

 本来、人間の頸椎(首の骨)は少し前に反るような形状をしています。これを「生理的湾曲」といい、成長に伴って形作られるものです。しかし、日常生活における不良姿勢やスポーツ傷害、加齢などによってこの湾曲が消えることがあります。この、頸椎の緩やかなカーブが消失し、真っすぐになった状態がストレートネックです。ストレートネックは肩こりや頭痛、自律神経の乱れといった症状の原因になります。

ストレートネックになる原因

 ストレートネックになる原因はさまざまですが、最近は日常生活における不良姿勢が最も高い割合を占めています。中でも多いのが、頭部を前に突き出したり、うつむいたりするような前かがみの姿勢。パソコンやスマートフォン使用時は、無意識にこの姿勢になりやすいのです。

 パソコンを使用するデスクワークの増加やスマートフォンの普及によって、ストレートネックになる人が増えていますが、近年では子どもにも多くみられます。これはモバイル型ゲーム機の普及により、子どもたちが体を動かして遊んだり運動したりする時間が減ったことによるもの。骨格が作り上げられる幼少期にストレートネックになると治すのが困難なため、子どもの頃から対策が必要です。

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尾西芳子(おにし・よしこ)

産婦人科医(日本産科婦人科学会会員、日本女性医学学会会員、日本産婦人科乳腺学会会員)

2005年神戸大学国際文化学部卒業、山口大学医学部学士編入学。2009年山口大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院研修医、日本赤十字社医療センター産婦人科、済生会中津病院産婦人科などを経て、現在は高輪台レディースクリニック副医院長。「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と、女性のすべての悩みに答えられるかかりつけ医を目指している。産科・婦人科医の立場から、働く女性や管理職の男性に向けた企業研修を行っているほか、モデル経験があり、美と健康に関する知識も豊富。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yoshiko-onishi/)。