オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

ブラックカードに価値はあるか? クレジットカード取得は「身の丈」が基本!

カードにステータスなど存在しない?

 筆者の場合、質の高いベネフィットに価値を感じました。例えば、ホテルのスタンダードシングルがジュニアスイートに、エコノミーがビジネスクラス程度には簡単にアップグレードしました。スマホもない時代、困ったときのデスクは便利でした。突然の出張では、飛行機の搭乗前に連絡しておけば、到着時にはオーダー通りの宿が確保されていました。

 しかし、ブラックカードでも、しょせんはカードに過ぎません。所持することで財力や信用力を担保することはできません。以前、ある政治家と会食する機会がありましたが、誰もが知っている流通系のノーマルカードで決済していました。

 また、ブラックカードには限度額がないという都市伝説がありますが、一定の基準は設けられています。「センチュリオン」で戦車が購入できると話した芸能人がいましたが、不可能でしょう。当時、ダイナースクラブ「プレミアム」で2000万円程度の利用枠が用意されていましたが、2000万円を使う人はなかなかいないと思います。

 投資家のウォーレン・バフェットやマイクロソフト創業者のビル・ゲイツがアメックス「ノーマル(グリーン)」を使っているのは有名な話です。いずれにせよ、クレジットカードはライフスタイルにマッチした“身の丈”を所持すべきと言えるでしょう。

(コラムニスト、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之)

1 2

尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所客員研究員

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

筆者への連絡先
FB:https://fb.com/bito1212
TW:@k_bito

コメント