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夜9時へ枠移動 小田隆一郎GPが語る「Mステ」の哲学、タモリ、そして未来…

“アーティストファースト”がMステ流

 テレビではなかなか見ることのできないアーティストが出演するのも、同番組の魅力の一つですが、小田さんは背景についてこう語ります。

「より視聴者に見ていただきやすいように、バラエティー要素を取り入れる考え方もありますが、Mステはそれとは一線を画し、『アーティストファースト』『音楽ファースト』のスタンスを当初から変えずに貫いてきました。アーティストの方に『Mステに出たい』と思ってもらえる環境を作り、その信頼は勝ち得ていると思っています」

 MCのタモリさんも、同番組を語る上で欠かせない存在。タモリさんはジャズ通としても有名ですが、「音楽への愛情があり、造詣が深いタモリさんの人徳によって、出演してくださるアーティストの方も多い」といいます。

「タモリさんは『生放送で歌うアーティストの邪魔はしない』というお考えです。本番前のアーティストは緊張されていますし、プロとして歌への責任感もありますから、集中力をそぐようなことはしたくないとおっしゃっていました。タモリさんも“アーティストファースト”という意識を持たれていて、随分前から『この番組の主役は俺じゃない。歌手なんだ』と話されていたそうです」

 枠移動に伴い、生放送という要素を最大限に生かした番組を作りたいそうで、「生歌を披露することに加えて、もっと生であることを面白がるような企画に取り組んでいきます。テーマは『みんなでつくるMステ』」と掲げます。

「(10月18日の)3時間SPでは、出演アーティストに生放送中に新曲を作って歌ってもらう企画や、視聴者がリモコンのdボタンで生投票を行い、アーティストの歌う楽曲を決める企画などを実施します。今後も“生だからこそできること”を、新しいMステのあり方として進めていきたいです。また、スタジオの客席をなくしてライブ会場のようなステージにすることで、より一層、熱気やライブ感を引き出したいと思っています」

「ミュージックステーション」は10月18日に3時間SPが放送。夜9時への枠移動は10月25日から。

(オトナンサー編集部)

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