小池知事の「百合子グリーン」に学ぶカラーコーデ術、難問山積み都政は何色で乗り切る?
都知事選期間中の「緑」に始まり、「青」「赤」と変化するたびに注目が集まる小池百合子・東京都知事のカラーコーディネート術。今回はそれぞれの“色”が与える効果や印象について、専門家に取材しました。
築地市場の豊洲移転問題に東京五輪・パラリンピックの競技場問題と就任以来、テレビに映らない日はないほど、一躍時の人になった東京都の小池百合子知事――。
そんな小池知事が7月の都知事選で、イメージカラーとして打ち出したのが「緑」でした。緑はそれを身につける人にどのような効果があり、また周囲の人にどんな印象を与えるのでしょうか。
オトナンサー編集部では、イメージコンサルタント養成専門スクール「ラピスアカデミー」校長で、カラー&イメージコンサルタントの花岡ふみよさんに話を聞きました。
「東京都=緑=小池百合子」のイメージ戦略
花岡さんは小池知事が勝利した要因に“カラー戦略”を挙げます。「百合子グリーンで都民にアピールし『小池百合子=緑』のイメージを徹底して打ち出しました。緑は東京都の色であり『東京都=緑=小池百合子』のカラーイメージ戦略は見事です」。
それでは「緑」にはどのような意味や効果があるのでしょうか。
花岡さんは「東京都のイメージカラーでもある緑は『平和、調和、安全、バランス』の意味があり、人々に安心感を与える効果があります」。明るい緑はさわやかでフレッシュなイメージがあり、多くの人が快適さを感じられる好感度の高い色といいます。
また鮮やかな緑には、植物が生き生きと育つ「成長のイメージ」もあるそうです。
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