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サボりがちだけど…冬も「紫外線対策」は必須 日焼け止めの効果&選び方 美容皮膚科医が解説

スキーや雪山登山の際は日焼け止めが必須

 さて、UVインデックスを切り取ると、冬のUVインデックス値は大したものではないので、日焼け止めは塗らなくてもよいのではないかと思うかもしれません。確かに冬場のUVインデックスは1~2程度なので、夏ほど神経質に紫外線対策をする必要はありません。

 しかし先述の通り、UVAは透過性が高く、雨の日や雪の日も私たちの肌に降り注ぐものなのです。しかも、先述のように冬は肌が乾燥しており、皮膚のバリアー機能が乱れていることが多く、紫外線によるダメージをより受けやすい状態です。

 UVインデックスを考慮すると「SPFが20程度、PAが++程度」のテクスチャーの良い日焼け止めを常備しておくのが好ましいと言えます。落とすときは優しく落とすことを心掛け、その後の保湿も入念に行いましょう。

 また冬のレジャー、特に雪山登山やスキー、スノーボードなどを楽しむ人はより注意が必要です。雪による紫外線の照り返しは、アスファルトや水面の照り返しと比較し4~8倍も高いという報告があります。また標高が高くなるにつれ、紫外線量も増加することが知られています。

 このような場合は夏のレジャー同様、「SPFが50+、PAが++++」の日焼け止めを使用すると安心でしょう。ウィンタースポーツもかなりの汗をかくため、日焼け止めが流れてしまう可能性があります。塗り直しも忘れないようにしてください。

 私は都内で美容クリニックを経営していますが、肌が日焼けをしている際に施術を控えなければならない美容皮膚治療は多く存在します。日焼けをした状態で治療を行うとかえって患者さんの肌の状態を悪くしかねないため、毎回、患者さんの肌の状態や日焼けの程度を慎重にチェックする必要があるのです。

 私は、夏はもちろんのこと、冬でも必ず患者さんの肌の日焼けの状態をチェックし、リスクを最小限に抑える努力をしています。また、冬だからといって油断しないよう指導するようにしています。

 冬は夏よりも日照時間が短く、紫外線量が少ないからといって安心せず、年間を通じた紫外線対策を心掛けましょう。

(オトナンサー編集部)

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鬼沢正道(おにざわ・まさみち)

美容外科医、美容皮膚科医

2012年日本大学医学部を卒業。同年、慶應義塾大学病院にて初期臨床研修を行う。2014年、慶應義塾大学医学部整形外科学教室に入職。2016年、大手美容外科クリニックに勤務。2020年に「APOLLO BEAUTY CLINIC」(東京都渋谷区)を開業。2023年、医療法人社団賢叡会を設立、同理事長に就任。現在に至る。APOLLO BEAUTY CLINIC(https://apolloclinic.jp/)。

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