虐待で前足を失った“保護猫”を飼うことにした経緯を漫画に 人懐っこい性格が「かわいい」
自宅に保護猫を受け入れた経緯を描いた漫画が話題に。人間の虐待で前足を1本失ってしまった猫を飼うことにした女性。きっかけは、保護猫カフェで人懐っこい猫の様子に魅了されたことで…。
自宅に保護猫を受け入れた経緯を描いた漫画「猫飼いました」がSNS上で話題となっています。人間の虐待で前足を1本失ってしまった猫を飼うことにした女性。きっかけは、保護猫カフェで人懐っこい猫の様子に魅了されたことで…という内容で「猫がかわいい」「人好きの猫は素敵」「虐待した人を許せない」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
猫のかわいさを伝えたい
この漫画を描いたのは漫画家の天道グミ(ペンネーム)さんです。「ヘルズキッチン」(講談社、13巻まで発売)、「Bの食卓」(講談社、全3巻)などを手がけています。
Q.漫画を描き始めたきっかけは。
天道さん「漫画が好きだったからでしょう。小学生の時、漫画雑誌のような形でノートに連載漫画に似たものをいくつも描いていました。友達とも漫画を描き合っていました」
Q.この漫画を描いた理由は。
天道さん「うちの猫のかわいさを伝えたいというのが一番ですが、猫初心者なので、間違った飼い方をしていたら、読者の方に教えていただけるかもという狙いもあります」
Q.トライアル期間は何日間でしたか。
天道さん「ちょうど1週間です」
Q.漫画ではトライアル期間だけでなく、現在の様子も伝えていく予定ですか。
天道さん「トライアル期間から現在へ、日々の日記のような形で描いていきたいと考えています」
Q.猫を飼う前と現在で猫に関する印象や考え方は変わりましたか。
天道さん「今回お迎えした猫は前足が1本ないので、当初、できないことがあれば助けてあげないといけないと思っていました。しかし、全くそんなことはなく、元気にたくましく生きるこの子から逆に元気をもらっています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
天道さん「私と同じく、虐待した人間が許せないとおっしゃっている人が多いですね」
Q.今後、取り組んでいきたいことは。
天道さん「現在、本業の漫画はお休みしています。この漫画がいいリハビリになっているので、調子を上げて商業漫画に戻れればと思います」
(報道チーム)
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