「定額減税」「給付金」に関する不審な電話&メールに要注意 国税庁が呼び掛け
国税庁、税務署などをかたった定額減税に関する不審な電話やメールにより、銀行の口座情報を聞き出そうとする事例のほか、還付手続きのためとウソを言ってATMを操作させるなどして振り込みを行わせる事案が発生しているとして、国税庁がXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
国税庁、税務署などをかたった定額減税に関する不審な電話やメールにより、銀行の口座情報を聞き出そうとする事例のほか、還付手続きのためとウソを言ってATMを操作させるなどして振り込みを行わせる事案が発生しているとして、国税庁がXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
国税庁から「口座情報」「ATMの操作」を求めることはない
国税庁は、「国税庁、国税局、税務署では、定額減税や給付金について、電話やメールなどで『銀行の口座情報を聞き出すこと』『ATMの操作をお願いすること』は一切行っていません」とXで説明。
銀行の口座情報などの入力を求められた際などは、情報を詐取されるなどの恐れがあるため、その発信元が信頼できるものであるか、十分に注意するとともに、心当たりのない電話があった場合、絶対に銀行口座情報などを伝えたりしないよう、呼び掛けています。
また、心当たりのないショートメッセージやメールが送られてきた場合、メールに記載されたURLにアクセスしたり、個人情報を入力したりせず、速やかに削除するよう、求めています。「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」から送信するメールには、原則としてURLを記載していないということです。
不審な電話やショートメッセージ、被害の相談については、警察相談専用電話(「#9110」番)に電話するか、最寄りの警察本部または警察署に問い合わせるよう、アドバイス。
各種給付や定額減税に関する質問については、居住先の市区町村や所管する税務署に問い合わせるよう、求めています。
(オトナンサー編集部)
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