佐野勇斗、映画初主演は「プレッシャー感じた」 今後は「朝ドラ」目標に
映画「青夏 きみに恋した30日」で映画初主演を務めた、佐野勇斗さんにインタビュー。初主演の感想や高校時代の思い出などを聞きました。
人気少女漫画を実写化した映画「青夏 きみに恋した30日」で映画初主演を務めた佐野勇斗さん。同作は、夏休みを田舎で過ごすこととなった女子高生・理緒(葵わかなさん)が地元の高校生・吟蔵(佐野さん)に出会い、一目ぼれします。吟蔵もまっすぐな理緒にだんだん引かれていきますが、夏休みが終われば離れなくてはならず…という「夏限定の恋」の物語です。
オトナンサー編集部では、俳優のほか、ダンスボーカルユニット・M!LKとして活躍する佐野さんにインタビューを実施。初主演の感想や高校時代の思い出、夏に挑戦したいことなどを聞きました。
かっこいい役は難しかった
Q.初主演の感想をお願いします。
佐野さん(以下敬称略)「今までいろいろな作品に出させてもらって、その時と気持ちが変わったわけではありませんが、初主演ということでプレッシャーは感じていました」
Q.恋愛感情を表現することや仕草などでどんな準備をしましたか。
佐野「今までで一番難しい役でした。原作の吟蔵はめちゃくちゃかっこいいですし、原作を知って映画を見に来る人は『どれほどかっこいいのかな』と期待して見に来ると思います。普段の自分はよくふざけたりするので、かっこいい役を演じるのは難しかったです。特に胸キュンシーンは気を使い、事務所の先輩である山崎賢人さんの作品を参考にしました(笑)」
Q.実際に吟蔵を演じてどうでしたか。
佐野「原作はすごくシャープなので、今年に入って体作りをしていました。そういう意味では頑張れたかなと思いますが、演技の上では反省も多いです。でき上がった映画を見た時、ガッツリの胸キュンシーンは恥ずかしくて直視できないところもありました」
Q.体作りはどんなことをされましたか。
佐野「1月から撮影が始まる4月までの4カ月間、食事制限や筋トレ、行ける日はジムにも行っていました。食事制限はつらすぎて記憶があまりありません。終了後、多少解禁されてハンバーガーを食べました。舌がお子様なのでケチャップをかけまくります(笑)」
Q.橋から川へ飛び込むシーンがありました。
佐野「飛び込める深さはあるのですが、川がきれいで底が見えて、高所恐怖症なので怖かったです。ただ、吟蔵は飛び込みに慣れているので平静を装っていました。立ち泳ぎは、あまりしたことがなく、制服を着ているので負荷も大きかったです。2回撮りましたが、1回目は本当に溺れかけました(笑)」
Q.W主演の葵わかなさんの印象をお願いします。
佐野「デビュー作の映画『くちびるに歌を』で共演させてもらいました。その時の合唱部のメンバーとは今も仲が良くて、ご飯もたまに行きます。ただ、仕事で会うのは久しぶりで新鮮でした。今までは友達として接していましたが、役者としてはとても高いレベルのところにいると感じ、刺激を受けました」
Q.高校時代はどんな生徒でしたか。
佐野「普通の高校に通っていたので、たくさん遊びました(笑)学校の文化祭で泥団子を作って売ったり、正直売れませんでしたが(笑)、調理実習でハンバーグを作らなければいけないのにモンブランを作ったり、すごく楽しかったです」
Q.夏に挑戦したいことは。
佐野「友達と旅行に行きたいです。イタリアかアメリカでおいしいものを食べたいです。本場のピザやハンバーガーを食べたいですね」
Q.マイブームを教えてください。
佐野「ネットショッピングです。海外のサイトでも買い物をしていますね(笑)」
Q.今後の目標を教えてください。
佐野「俳優の方は朝ドラに出たいです。おばあちゃんが朝ドラや大河ドラマを見ており、『おばあちゃんが死ぬまでに出てほしい』と言われているので、何としても出たいです。M!LKとしては、紅白の司会をやりたいですね」
映画「青夏 きみに恋した30日」は8月1日から全国公開。
(エンタメチーム)
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