昭和女子大が「企業ダイバーシティー」目指すキャリアカレッジ、一般参加メニューも
企業の「ダイバーシティー化」を推進しようと、昭和女子大学が企業間コンソーシアム「ダイバーシティ推進機構」を設立。会員になった企業向けのキャリアカレッジや研究会など、ダイバーシティーやビジネス、起業について学べるメニューが豊富にそろっています。
女性が活躍する職場を目指し、企業のダイバーシティー化を推進しようと、昭和女子大学(東京都世田谷区)が4月、企業間コンソーシアム「ダイバーシティ推進機構」を設立しました。会員企業だけでなく、一般の人も参加可能で、ダイバーシティーやビジネスについて学ぶ良いきっかけになるかもしれません。
2016年度の活動計画は、キャリアカレッジや研究会、セミナーなど。キャリアカレッジは「ビジネスベーシック」「マネジメントステップアップ」「起業家養成」「エグゼクティブ共創」の4コースで構成。このうち「起業家養成」は「ビジネスアイデアの実現方法を学びたい」「ベンチャーキャピタリストとしてスキルアップを目指したい」といった一般の人も参加できます。
9月から始まる研究会は「労働法制の変化と『働き方』研究会」(全6回)、「ダイバーシティの推進と女性のキャリア形成」(同)の2つ。また、7月からは2カ月に1回、有識者を招いたセミナーやシンポジウムを開催し、こちらは一般参加できるそうです(有料)。
昭和女子大によると、会員企業数は現在24社。キャリアカレッジのカリキュラムは基本的に年度単位ですが、年度途中からの参加も可能だそうです。同大担当者は「ダイバーシティーに関する大学の企業間コンソーシアムは日本初の試み。多面的な角度からダイバーシティーを促進することでイノベーションの実現を目指したい」としています。
(オトナンサー編集部)
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