今が旬の「サツマイモ」、食べると“おなら”が出やすくなるって本当? 管理栄養士に聞いてみた
おならが出やすくなる食材は他にも…
Q.サツマイモ以外の食材についてはどうでしょうか。
岸さん「サツマイモ以外のイモ類をはじめ、豆類、ゴボウやキャベツなどの野菜、キノコ、ひじき、こんにゃくといった食物繊維を多く含む食材も同じように、おならが出やすくなるといえます」
Q.「おならが気になるけど、サツマイモが食べたい」という人は多いようです。サツマイモを食べたときのおならを防ぐのは難しいとのことですが、何か方法はないのでしょうか。「皮ごと食べるとおならを防げる」という方法を聞いたことがあります。
岸さん「これは皮ごと食べると、ヤラピンの効果によって消化にかかる時間を短縮でき、結果的におならの回数が増えるのを防げる、ということのようです。しかし、あまり過信しない方がよさそうです。
時間を短縮しても全て消化してくれるわけではなく、おならの原因を減らすとは考えにくい上、むしろ、皮付近に多く含まれる食物繊維もおならのもとになってしまうからです。ただ、皮ごと食べると、食物繊維をはじめ、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンCを豊富に摂取できるので、栄養の観点でいえば、皮まで食べること自体はお勧めします。また、サツマイモをよくかんで食べると唾液の分泌が活発化し、唾液中の消化酵素が消化を助けるので、多少はおならを防げるかもしれません」
Q.その他、サツマイモを食べるときに覚えておくとよいポイントとは。
岸さん「サツマイモの選び方としては、皮の色が均一で色が濃く、鮮やかなもの、そして表皮に凸凹や傷、斑点がなく、つやがあるものを選ぶとよいです。食物繊維が多いサツマイモは、食後血糖値の上昇度を示す指数である『GI値』が、白米やジャガイモ、ヤマイモなどと比べるとかなり低く、血糖値も上がりにくいので、比較的太りにくいのが特徴です。しかし毎日食べるのであれば、小さめのものなら、1本、重さにすると100〜200グラム程度を目安とし、食べ過ぎには注意する必要があります。
また、サツマイモは70〜80度で加熱することで甘みが際立ちます。電子レンジなら、できるだけ低いワット数で加熱、オーブンではアルミホイルで包んで加熱するなど『低温でじっくり』を心掛けましょう。料理で使う際も、薄く切るよりも厚切りの方が甘みを感じられます。今が旬のサツマイモをおいしく楽しみましょう」
(オトナンサー編集部)








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