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犬と猫を仲良く飼うためのコツが話題に「猫優先なの?」「こればっかりは相性」、識者に聞く

「猫を迎える人」「犬を迎える人」のポイント

Q.「既に犬がいて、猫を迎えたい人」が知っておくべきポイントを教えてください。

内山さん「まず、犬の性格と行動をよく知っておくこと。たとえば、ほかの犬を含む動物に対して攻撃的になったり、慣れない環境で落ち着かなかったりしないかどうか、また、そのような状況でも飼い主さんとアイコンタクトを取り、落ち着きを取り戻して待つことができるかどうかを把握しておきましょう。もう一点は、猫の性格を考慮すること。人に対する不安やおびえ、また、これに準じた行動の有無は、特にシェルターから迎え入れる場合などで注意が必要です。過去の出来事によっては、人や動物に不信感を持っている猫もいるからです」

Q.「既に猫がいて、犬を迎えたい人」が知っておくべきポイントを教えてください。

内山さん「猫の生活圏が十分に確保されているかを確認しましょう。特に、逃げられる場所の確保は大切です。また、その犬は社交的でしょうか。犬種によっては、追いかけ回したり、攻撃性が高かったりする犬もいます。個体の性格ももちろんですが、犬種も考慮してみましょう」

Q.「両方同時に迎えたい人」が知っておくべきポイントを教えてください。

内山さん「子犬や子猫の社会化期は、年齢や性別を含むさまざまな環境や人、ほかの動物など、その個体を取り巻く世界を学習していく大切な時期です。生後8~12週齢の時期にお互いが共存していれば、お互いに慣れ親しみ、遊びを共有するなど理想的な関係になる確率が高いと考えられます。ただ、この時期でなければダメというわけではありません。それぞれが社会化期に学習していれば、仲良くなってくれる可能性は高くなります」

(オトナンサー編集部)

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