オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

私たちが「24時間テレビ」に魅了される理由と“批判するだけ番長”の不思議

批判するだけ番長の摩訶不思議

 24時間テレビの議論をする際に、毎回、気になることがあります。それは「批判するだけ番長」が多いことです。これは嘆かわしいことです。そのような人たちはこれまで、どのような活動を実践してきたのでしょうか。ぜひ、お聞きしたいものです。

 内閣府の「令和3年度版 障害者白書」によると、身体障害者は428万7000人、知的障害者96万2000人、精神障害者は389万1000人。国民の6%が何らかの障害を有するとも言われる中、障害者政策は私たちにとって喫緊の課題です。

 障害者が社会参加を果たすためには、いくつかの「壁」を超えなければなりません。物理的、制度上の「壁」は政治や行政の努力で取り除くことができます。しかし、偏見や差別など、社会に根付いている「壁」を取り除くためには、社会福祉の概念を根本的に見直し、意識を変革する必要があります。そこに生きる人たちの心が貧しい社会であっては、ノーマライゼーションを創造することはできないからです。

 今回の24時間テレビのテーマは「想い~世界は、きっと変わる。」でした。コロナ感染のリスクをコントロールした番組に多くの人が納得したはずです。そして、魅了されたことでしょう。今後の24時間テレビの展開に期待を寄せています。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

1 2

尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。代表作として『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など21冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も絶賛公開中。

尾藤克之(びとう・かつゆき) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ライフ 最新記事

ライフの記事もっと見る

コメント