600、660、490…「500ミリリットル」以外のペットボトル飲料、増えた背景は?
顧客ニーズなど総合的に勘案
続いて、「C.C.レモン」(500ミリリットル)、「なっちゃん オレンジ」(425ミリリットル)、「ペプシコーラ」(490ミリリットル)などのペットボトル飲料を展開する、サントリー食品インターナショナル(東京都港区)の広報部に聞きました。
Q.「425ミリリットル」「490ミリリットル」など、500ミリリットルよりも若干少ない容量の商品がありますが、どのような基準で容量を決めているのでしょうか。
担当者「お客さまの求めるニーズを探索することにより、1本飲用いただいた後の満足度が高くなるよう、商品設計をしています。商品開発や容量の決定にあたっては、お客さまのニーズ、中味のスペック、季節要素、店の棚といった物理的制約、価格設定、販売経路などを総合的に勘案します。
一般的に、味わいや成分の濃さを楽しむ商品は比較的少量で満足感が高くなります。一方、水分補給に適した商品や数時間かけて飲むような商品は、1本当たりの容量の多さがお客さまの満足度につながることが多いです。一品一品、ターゲットとなるお客さまの生活や体、心の状態に寄り添い、最も喜んでいただける容量設計を目指しています。
持ち運び用ペットボトル飲料の容量多様化は、お客さまのニーズの多様化、飲料各社の商品価値向上への取り組みが一因だと理解しています」
Q.さまざまな容量のペットボトル飲料を製造すると、その分、コストがかかるのではないでしょうか。
担当者「確かに、さまざまなサイズや形状のペットボトルで飲料を製造すると、設備の切り替え時間を必要とするためコストがかかります。しかし、お客さまのニーズに対応し、商品・ブランド自体が進化し続け、価値を上げていくために必要なコストだと理解しています」
(オトナンサー編集部)


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