そうだったのか! 「ボタン」のかけ方が男女逆である理由
「軍服」「授乳」「乗馬」などの説も
そのほか、男女それぞれについては以下のような説もあります。
【軍服由来説=男性】
男性用ファッションの要素は軍服に由来していることが多いとされます。懐に入れた武器を右手で取り出しやすいように作られていた軍服にならい、男性の衣服は右にボタンが付けられるようになったという説です。
【授乳用説=女性】
ほとんどの女性は授乳時、利き手の右手をフリーにして左手で赤ちゃんを抱っこします。その際、シャツのボタンを右側からスムーズに外して授乳できるように、左側にボタンが付けられているという説です。
【乗馬用説=女性】
昔の女性は乗馬する際、馬の左側に両足を垂らして横座りする「サイドサドル」という乗り方をする人が多かったとされます。サイドサドルで乗ると体の右側が前方を向くため、前から吹く風が服に入り込まないようにボタンを左側に付けたという説です。
「このようにボタンの由来には諸説ありますが、一般的には『欧州の上流階級説』が広く知られています。ただし、ファッションは流行や時代によって変化するもの。近年話題となっているノージェンダーなファッションの流れによっては将来、ボタンの位置における男女差もなくなっているかもしれません」
(オトナンサー編集部)
男性が女性の服を脱がせやすくするためと思っていました。
今から、50年位前の中学生の頃に国語の教師から、お内裏様とお雛様の位置の時に聞きました。
刀を抜いた時にお雛様を切ったら危ないから説と胸に手を入れ易いから、と、聞きました。
受験生向けの通信添削のZ会の英語のテキストには、最初の「上流階級の女性が召使に服を着せてもらう」説が載っていました。他の二つの説は、今回初めて読みました。