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桐山漣、主演映画「海の底からモナムール」は「幽霊の純愛を美しく」

映画「海の底からモナムール」主演の桐山漣さんに、完成したものを見た感想や役と似ているところなどを聞きました。

桐山漣さん
桐山漣さん

 映画「海の底からモナムール」で主演を務める俳優の桐山漣さん。同作は10年前、いじめに遭って崖から飛び降りた女子高生ミユキ(清水くるみさん)は、当時思いを寄せていた同級生のタクマ(桐山さん)に「ただ愛されたい」という一心で、17歳の姿のまま海底を漂っています。ある日、タクマが友人や恋人たちとともに卒業後初めて島に帰って来て…フランスのロナン・ジル監督がオール日本のキャストで撮影した純愛ホラー映画です。

 オトナンサー編集部では、桐山さんにインタビューを実施。完成したものを見た感想や役と似ているところ、超常現象などについて聞きました。

お化けがお化けらしくないホラー

Q.作品の印象はいかがでしたか。

桐山さん(以下敬称略)「いい意味で、ホラーのイメージじゃない作品になりそうだと思いました。従来のホラーに出てくる幽霊は怨念や恨み、この世に未練を持っていたりします。ミユキは未練という意味では同じなんですが、そこには愛があり、怖い幽霊が出てくるものとは違う種類のホラー映画だと思いました。お化けがあまりお化けらしくないです」

Q.完成したものを見た感想をお願いします。

桐山「ホラーだけど愛の物語でもあると思いました。お化けが出てくるシーンの場合、単音の怖がらせる音響効果が流れると思いますが、この作品は単音ではなく、ちゃんとした曲で幽霊の純愛を美しく見せようとしています」

Q.演じられた役と似ているところや共感できるところはありましたか。

桐山「僕だったら島に戻らないです(笑)回想シーンの、クラスのいじめられっ子に素直な気持ちで接することができない、周りを気にしてしまうタクマの気持ちは分かります。大人になれば変わるけど、高校生は気にしてしまうんじゃないかなと思います」

Q.ジル監督の演出はいかがでしたか。

桐山「監督は奥さんが日本人だからなのか、話し方が柔らかく、癒やしでかわいらしい方ですね。台本では、ミユキの尋ね人のチラシが落ちているのを見付けたとき、拾って捨てるという演出だったんですが、日本人は心に引っ掛かっているものがあれば、貼り直すと思います。タクマの人柄を考えれば、貼り直すと思ったので演出を変えてもらいました」

Q.超常現象や霊の存在は信じていますか。

桐山「信じます。自粛期間中に海外の心霊動画を見ていました。海外のものは霊のアピールが大胆です。ドアをバタンと閉めたり、物を落としたりして、反応が大きくて面白いなと思いました。作り物ではなくリアルな映像が好きです。僕も10代の頃、心霊スポットに行ったことはありますが何も起こりませんでした(笑)」

Q.普段、リフレッシュにしていることを教えてください。

桐山「ドライブが好きで、好きな飲み物を買ったりしています。現場が車で行けるところであれば、途中でカフェを調べて、コーヒーを買ったりします」

Q.最後にメッセージをお願いします。

桐山「単なるホラー映画ではない、愛の物語でもあるので見やすいかなと思います。ホラーだから怖いっていう先入観なく見られる作品です」

 映画「海の底からモナムール」は12月4日から全国公開。

ヘアメーク:江夏智也(raftel)
スタイリスト:吉田ナオキ

(オトナンサー編集部)

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