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【漫画】結婚願望はあったのに1人に慣れて迷走する女性、コロナで見えた真理が「同感です」

「結婚」を巡って揺れる気持ちを描いた漫画が話題に。子どもの頃、26歳までに結婚して、28歳までに子どもが欲しいと考えていた女性ですが…。

「結婚」を巡って揺れる気持ちを描いた漫画のカット=倉間(kurama__23)さん提供
「結婚」を巡って揺れる気持ちを描いた漫画のカット=倉間(kurama__23)さん提供

「結婚」を巡って揺れる気持ちを描いた漫画がSNS上で話題となっています。子どもの頃、26歳までに結婚して、28歳までに子どもが欲しいと考えていた女性。付き合って4年の彼氏がいますが、1人暮らし7年目にして、人と一緒に生活できるか不安に思い始めて…という内容で「頑張って」「同感です」「手抜きでいいんです」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

結婚についてリアルに考える年頃

 この漫画を描いたのは、倉間(ペンネーム)さん(24)です。会社員として働きながら、インスタグラムで日常や旅行の思い出などを漫画にしています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

倉間さん「1年半くらい前です。新社会人として働き始めてしばらくたった頃で、仕事にも慣れて、時間的にも精神的にも余裕が出てきたため、『何か新しいことを始めたい』と思い立ったことがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

倉間さん「元々、結婚願望がかなりありました。何歳までに結婚して、子どもを産んで…といった人生設計を学生のうちからかなり考えていました。しかし、実際にその年齢に近づいてくると『あれ、自分は本当に結婚したいのかな』と思うようになりました。そんなモヤモヤや心境の変化を描いてみようと思いました」

Q.1人の時間で幸せを感じるのはどんなときですか。

倉間さん「お酒が好きなので、深夜まで飲み歩くことがしばしばあります。たらふく飲んだ後、翌日の昼まで爆睡しているときが一番幸せです」

Q.「チーズ蒸しぱんになりたい」真意を教えてください。

倉間さん「子どもの頃から大好きな漫画『銀魂』の作者、空知英秋先生の名ゼリフです。当時はよく分からなかったのですが、働いている今は身にしみます。すべてを投げ出して、虚無になることが大人には必要なのかなと思います。あー、チーズ蒸しぱんになりたい(笑)」

Q.交際4年ということですが、結婚の話は出ないのでしょうか。

倉間さん「何度か話題に上がったことはありますが『今はまだ難しい』という結論です。同級や年下の知人が次々と結婚していくのを現在進行形で見ているので、若干の焦りはあります」

Q.周囲の人に、結婚について相談したことはありますか。

倉間さん「友人との女子会の、もっぱらの話題が結婚話です。『あの人、結婚したんだって~』から始まる話には、わが身の将来の不安しか感じません(笑)恋人との付き合いが長くなってくると、最終的に別々の道を選んだ場合、また一から新しい恋愛をする元気が残っているのかなあと思ってしまいます」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

倉間さん「共感の声が多数寄せられる一方で、既婚の方からは『結婚してしまえば意外となんとかなるよ!』というお声も頂きました。まだまだ迷い人なので、いろいろなご意見を頂き、日々勉強させてもらっています」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

倉間さん「仕事終わりにほそぼそと描いてきたエッセー漫画ですが、たくさんの人に見てもらえるようになって、大変うれしく思います! 旅行や食べ歩きが好きなのでその記録など、今後も好きなものや日々感じていることを好きなように描いていきたいです」

(オトナンサー編集部)

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