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小室ぺい、映画初出演でセリフの難しさ実感「長いセリフが出てこなかったり…」

映画「君が世界のはじまり」に出演する小室ぺいさんに、映画初出演の感想や今作での挑戦などを聞きました。

小室ぺいさん
小室ぺいさん

 映画「君が世界のはじまり」に出演するロックバンド・NITRODAYのボーカル・小室ぺいさん。同作は、大阪のとある町に暮らす高校2年生のえん(松本穂香さん)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚さん)と退屈な日々を送っています。

 ある日、琴子がサッカー部のナリヒラくん(小室さん)に一目ぼれしたことで、2人は徐々にすれ違うようになっていく…松本さんをはじめ、中田青渚さん、片山友希さん、金子大地さん、甲斐翔真さん、小室ぺいさんら若手俳優が集結し、ふくだももこ監督が執筆した小説「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を1つの物語に再編した青春群像劇です。

 オトナンサー編集部では、小室さんに単独インタビューを実施。映画初出演の感想や今作での挑戦、リフレッシュ方法などを聞きました。

“あまり外に出ない”共通点

Q.原作の感想をお願いします。

小室さん(以下敬称略)「生々しいというか、キラキラしたものではなく、思春期独特の陰が描かれていて共感できました」

Q.映画に初出演されていかがでしたか。

小室「初めての作品が、いいなと思える映画でよかったです。次があるかは分かりませんが、いい経験になりました」

Q.台本の読み方はすぐに分かりましたか。

小室「最初は分からなかったです。読み合わせで読み方を教えてもらい、演じながら覚えていきました。長いセリフが出てこなかったりして、難しかったですね」

Q.ナリヒラと似ているところはありますか。

小室「あまり外に出ないところですね。普段は引きこもっています。たまに散歩するのは好きです」

Q.松本さんとの共演について教えてください。

小室「楽しかったです。最初は緊張していましたが、松本さんや中田さんが気を使ってくれて話しかけてくれたので、だんだん現場にも慣れていきました」

Q.ふくだ監督との仕事をして、いかがでしたか。

小室「現場に入るまで、いろいろとアドバイスをもらい助かりました。現場に入ったら、僕に任せてくれたので自分の思うように演じました」

Q.現場で印象に残ったことは。

小室「夜に撮影したシーンで、普段は見えない星空が見えたことと、新鮮な空気が印象に残っています」

Q.今作での挑戦を教えてください。

小室「ハードルが高かったのはバンドシーンです。いつも、バンドをしているとはいえ、映画の中で演奏するのは違ってくるし、ブルーハーツの偉大な曲なので挑戦でした」

Q.演奏シーンの動きはアドリブでしょうか。

小室「そうですね、動きとかは決まっていなくて、みんなその場のノリで演奏したりしていました。僕はマイクの前で歌っていただけですが(笑)」

Q.普段、リフレッシュにしていることを教えてください。

小室「自然に触れる。実家が海の近くで、気分が向かないときは海に行って演奏すると、気分が落ち着きます。部屋で歌うと近所迷惑になるので、海で波の音に紛れさせながら歌ったりします」

Q.最後に、コロナ禍で考えたことはありますか。

小室「震災はリアルタイムで経験していませんが、社会全体に閉塞(へいそく)感があって、大きな出来事があるとのまれそうになる感覚がありました。理不尽なことなどもありますが、どう立ち向かっていったらいいのか考えるきっかけになりました」

 映画「君が世界のはじまり」は7月31日から全国公開。

(オトナンサー編集部)

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