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【漫画】娘の爪かみ癖を相談…原因は“愛情不足”と正論を張られモヤモヤする母に「とっても共感」

子育ての悩みや葛藤を吐露した漫画が話題に。長女の「爪かみ」で悩み、保育士に相談した母親でしたが…。

漫画「正論との闘い」のカット=ポンコツママ(ponkotsu0404)さん提供
漫画「正論との闘い」のカット=ポンコツママ(ponkotsu0404)さん提供

 子育ての悩みや葛藤を吐露した漫画「正論との闘い」がSNS上で話題となっています。長女の「爪かみ」で悩み、保育士に相談した母親。しかし、保育士からは「愛情不足が原因」というありきたりの“正論”を伝えられただけで…という内容で「とっても共感しました」「助けてほしいから相談しているのに…」「気にしなくて大丈夫ですよ!」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

あのときの心のモヤモヤを…

 この漫画を描いたのは、3姉妹を育てる“ポンコツ漫画家”のポンコツママ(ペンネーム)さん(35)です。インスタグラムで、小1、年中、1歳の、3人の娘たちの育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ポンコツママさん「長女が幼稚園に行き、自分の時間が少し取れるようになったので描き始めました。絵を描くことが昔から好きで、お絵描きアプリをダウンロードしたのをきっかけに、以前から描きたかった育児漫画をインスタグラムに上げました! 最初は携帯に指で描いていました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ポンコツママさん「育児に奮闘中でまだ漫画を描いていなかった頃、いろいろ思うことがありました。でも、その思いをどこにも吐き出せなかったので、今、漫画を描きながら、あのときの心のモヤモヤを消化しています。そして、私のようにモヤモヤしている人の気持ちが少しでも晴れたらいいなと思っています」

Q.爪かみを相談した相手はどんな人だったのですか。

ポンコツママさん「保育園の子育て支援室でのことです。次女が毎日通っていた場所で、工作の指導をしてくださったり、とても優しくお世話してくれた保育士さんでした。話しやすく信頼していたので、長女の爪かみについて相談してみたのですが、この返答には結構ショックを受けました。

毎日のように話していたので私の様子はご存じだったと思いますが、長女はあまり連れて行ってなかったので、長女と私の関わりについては見ていなかったのだと思います」

Q.相談前は、どのような回答を期待していたのでしょうか。

ポンコツママさん「『大丈夫ですよー! 時期的なものですから』的な感じで、私の心に寄り添い、気持ちを軽くしてもらえるのかなと思ったのですが“愛情不足”というパワーワードにやられました。

ただ、漫画のストーリーを分かりやすくするためにこのような表現となりましたが、とても優しい、いい先生でした。この保育士さんが全面的に悪いというわけではないと思います。実際にコメント欄で、元保育士さんから『相談にうまく答えられなかった経験がある』との声がありました。問題は保育士さんの資質ではなく、その前段階なのかなと思ったりもします」

Q.ポスターの件で、他のママさんたちと話題になったことは。

ポンコツママさん「特にないです。支援センターで、ママ友がほとんどできなかったので(笑)スマホに対しての考えはさまざまだと思うので、あまり知らないママにそういう話をするのは勇気が要りますよね」

Q.このポスターのようなことを、面と向かって言われたこともありましたか。

ポンコツママさん「幸いにも私の周りにはいませんでしたが、コメント欄では、言われた経験のある方がいらっしゃいました」

Q.子育てには、“正論”ではなく、どのような言葉や援助が必要でしょうか。

ポンコツママさん「公的なところから出すのは難しいと思うのですが、『子育て支援センター来てるの偉すぎる!』とか、小児科だったら『予防接種によく来てくれたね、ありがとう』とか、褒めてほしい! 実際、1歳半検診のときに『予防接種を全部きちんと受けているのは素晴らしいですね』と言われました。そういう一言はすごく救われると思います。

普段から、ママはすごく頑張ってるのにそれが当たり前とされ、褒められないし、お金ももらえないし、その上、『手抜きしてる』『もっと頑張れ』しか言われないのは何なの?と思います(笑)

市の援助はお金がかかるので、私みたいな節約オバさんは安くてもためらってしまいます。パパや両親に頼れたらと思うのですが、どうしてもワンオペになってしまう家庭がほとんどではないでしょうか。その中でもう、これ以上いろいろと求めないでくれ!と思います。せめて、子育てしやすい環境というか雰囲気だけでも提供してくれ…みたいな。

もしくは『リフレッシュ一時保育無償化!』とかがあったらうれしいのですが、保育士不足と言われる中、保育士さんの負担が増えるのは申し訳ないので結局、電子機器ぐらいにしか頼れないのが現状です」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ポンコツママさん「とても多くの反響がありました! やはり、私と同じようにモヤモヤしているママたちがたくさんいて、コメント欄のいいねも多かったです。『代弁してくださってありがとうございました』と、わざわざDMを頂いたりもしました。ただ、そのように共感してくださるコメントやDMで、私の方がずっと助けられています」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ポンコツママさん「子育て漫画に関しては、過去の自分のしくじり育児がたくさんあるので、そのときのことを描きたいと思っています! また、“ダブルダッチ”という競技で日本一になったときの話、体育大を受験したときの話などネタはたくさんあるのですが、三女が2時間に1回くらい起きるので、なかなか漫画を描く時間が確保できません…」

(オトナンサー編集部)

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コメント

1件のコメント

  1. あー私も一歳児検診で
    「いいですかお母さん、よく聞いてください。あなたのお子さんはおかしいです」
    と言い放った保健師になんであんなこと言ったのか問い詰めたい。