夫は仕事に育児…自分だけ一人の時間を楽しんでいたことを反省する漫画に「胸打たれた」
夫が1人で出かけたエピソードを描いた漫画が話題に。ある日、カレンダーを見ながら、妻に「次の土曜、何も予定ない?」と聞く夫でしたが…。

夫が1人で出かけたエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、カレンダーを見ながら、妻に「次の土曜、何も予定ない?」と聞く夫。「何もない」と聞くと、1人で出かけたいと言い出し…という内容で「すてきな夫婦」「優しさに胸を打たれた」「こういう夫になりたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
帰宅時に感謝してくれた夫
この漫画を描いたのは、パート主婦のirakoir(ペンネーム)さん(38)です。2人の娘を育てながら、インスタグラムで日常生活を描いた漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
irakoirさん「2年前に友人からインスタグラムを勧められ、かねてからやってみたかった絵日記ブログをインスタグラムで始めることにしました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
irakoirさん「一日、自由時間を過ごした夫が、帰宅時に感謝してくれたことがきっかけです。私はちょくちょく遊びに行っているのに、夫に『ありがとう』と伝えていなかったなと気付きました」
Q.旦那様は「母親の一人時間」を作ってくれていますか。
irakoirさん「月2回ほどです。友達との1泊旅行、飲み会、1人での買い物など、嫌な顔をせずに送り出してくれます」
Q.これ以降、旦那様は定期的に1人で外出していますか。
irakoirさん「年2~3回です。これより以前に夫も友達と1泊旅行をしましたが、そのときもとてつもなく感謝されました」
Q.夫婦で子育てをしていく中で大切にしていることは。
irakoirさん「『私はこんなに頑張っているのに』というアピールは、しないようにしています。多分、夫も言わないだけでとても頑張っていると思うからです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
irakoirさん「『母親に一人時間が必要なように、父親にも必要ですよね』と同意してくださる方が多く、うれしく感じています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
irakoirさん「美術館巡りが好きなので、展覧会レポートを漫画で描いていきたいです。また、高校生の頃の自分と父親の話を描きたいと思っています。父は私が高校生の頃に記憶障害になったのですが、当時の気持ちを形にして吐き出して、スッキリしたいです」
(オトナンサー編集部)
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