【漫画】「辞めたい…でも家族もローンもある」限界を迎えた中間管理職 電車で流した涙に「共感してボロ泣き」
インスタグラムで公開されている漫画家のまるいがんもさんの漫画が「ボロ泣きした」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

漫画家のまるいがんもさんの漫画がインスタグラムで1万8000以上の「いいね」を集めて話題となっています。
部下の管理や上司からのプレッシャーなど、さまざまなストレスを抱えた中間管理職の男性。「子どももいるし、家のローンもあるから、仕事は辞められない」と思いながらも、次第にメンタルは限界に近づいていきました。そんなある日、仕事の訪問先から戻る途中で…という内容で、読者からは「共感してボロ泣きした」「理解者の存在、本当に大切」「逃げることは悪くない」などの声が上がっています。
「理解者」の存在が支えに
まるいがんもさんは、インスタグラムで作品を発表しています。まるいがんもさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
まるいがんもさん「一番の理由は僕の実体験です。電車内で、知らぬ間に涙が出るシーン。かれこれ10年以上前のことですが、僕が実際に体験したことです。当時は仕事の関係でいろいろあって、メンタルが限界を迎えていた時期でした。また普段、僕は平社員の立場なのですが、目上の管理職の人たちを見ていて、『何だか大変そうだな』『いろいろなしがらみや背負っているものがあるよな』と、常々思っていたんです。その他の細かい部分も僕の実体験が元になっていますが、その時々のつらい感情を表現したくて、肉付けとしてさまざまな要素を組み合わせながら、今作を制作しました」
Q.作中の「中間さん」の姿を、まるいがんもさんは改めてどのように感じますか。
まるいがんもさん「僕は管理職ではありませんが、中間さんはある意味で自分を投影しています。客観的に見ることは難しいのですが、家庭のことを考えたり、家のローンを組んだりすると、『辞める』『休職する』という選択が果たして僕にできるだろうか…とは考えてしまいますね」
Q.特にどのような点が中間さんを救った要因だと思いますか。
まるいがんもさん「相談できる人がいるかどうかですね。実は、仕事を辞めるか迷っているとき、ある人に『辞めようかな…』とつぶやいたことがあるんです。そのときに返ってきたのは、『甘えるな』というニュアンスの答えでした。正直、この人に話すべきではなかったなと思いました。
漫画では理解者を登場させ、最終的には周囲に理解してもらえる結末に仕上げました」
Q.読者の中には、中間さんと同じような悩みを抱えている人がいるかもしれません。この作品を通じて、皆さんに伝えたいことはありますか。
まるいがんもさん「中間さん(昔の僕)のような状態の方に『辞めたら?』というのは簡単ですが、言った第三者が責任を取れるわけではないと思っています。漫画の中では、『柔木さん』と『真締くん』は辞めるべきと言いましたが、現実の場面ではなかなか言えないかもしれません。
ただ、1回深く精神を壊すと、立ち直るのに時間がかかったり、深いキズになったりすることもあります。最終的には自分で判断することになると思いますが、追い込まれていると冷静に考えにくいので、まずは『理解者』の存在を見つけてみてほしいですね」
Q.まるいがんもさんは、今も「全てから逃げ出したい」と感じてしまうときはありますか。
まるいがんもさん「会社の仕事で『プチ逃げたい』と思うことは、週に1回程度あります。『プチ』なので、ジムで筋トレをしたり、サーフィンをしたり、釣りに行ったりすれば、逃げたい気持ちやストレスは大体薄まります。運動をして汗をかくことがやはりいいのかな、と思いますね」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
まるいがんもさん「一番多かった感想は『奥さんが理解のある人でよかった』です。他にも似たような経験をした方からたくさんのコメントをいただきました。『生きていれば、いろいろあるよね』と、皆さんからのコメントを読んで改めて思いました。たくさんのコメント、本当にありがとうございました」
(オトナンサー編集部)




















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