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「君の名は。」興収200億円へ、大ヒット要因はソーシャルとマスの融合にあった!

美しいビジュアルが見栄え

【作品の魅力】

 ビジュアルが美しい作品であるため、ソーシャルメディアで共有する際にとても見栄えがするそう。「一枚の絵や短いCM、予告でもその魅力が伝わりやすい。ストーリーも『運命の相手』を探すピュアなラブストーリーで、最近の若年層向けの作品の方向性とも一致しています」。

その美しいビジュアルも大ヒットの要因になった(C)2016「君の名は。」製作委員会

「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」など、最近の若年層向け作品は「比較的ピュアな純愛もの」が多いといいます。

あらゆる年代に訴える普遍的な力

 杉本さんは「要因を一つに絞ることは難しく、複合的な要因が絡み合って成功したはずです」と前置きしつつ、「口コミとテレビCMで若年層から広がり、その広がりをメディアが取り上げ、幅広い年代を動員しました。そのビジュアルと、ピュアでダイナミックなストーリーは、あらゆる年代に訴える普遍的な力を備えています」と話しています。

(オトナンサー編集部)

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杉本穂高(すぎもと・ほたか)

映画ライター・編集者・インタビュアー

日本映画学校(現・日本映画大学)出身。米国で日本映画の配給業務に携わった後、帰国。神奈川県厚木市の映画館「アミューあつぎ映画.comシネマ」支配人を経てライターに。映画.com、リアルサウンド映画部、ハフィントンポストなどで映画批評を執筆中。ブログ「Film Goes with Net」(http://hotakasugi-jp.com/)を運営する。

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