コンビニ店員の高校生とOLのやり取り描く漫画 背が低い彼女のために…「続き読みたい」と反響
コンビニ店員の男子高生と、常連客のOLとのやり取りを描いた漫画が話題に。背が低く、棚からなかなか飲み物を取り出せないOL。そんな女性に魅力を感じた男子高生は…。

コンビニ店員の男子高生と、常連客のOLとのやり取りを描いた漫画「コンビニで君との5分間。」がSNS上で話題となっています。背が低く、棚からなかなか飲み物を取り出せないOL。そんな女性に魅力を感じた男子高生は…という内容で、「かわいい」「癒される」「続きが読みたい」などの声が上がっています。作者に聞きました。
登場人物が幸せになる話が好き
この漫画を描いたのは、一永のぞみ(ペンネーム)さんです。学生時代に別のペンネームで、漫画家デビューした経験があります。現在は他の仕事をしながら漫画を描いています。「コンビニで君との5分間。」は15話(1月15日現在)まで発表。
Q.漫画やイラストを描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
一永さん「小学校の低学年の頃からです。兄と棒人間の漫画を描いたのがきっかけです。当時は一緒に笑い転げていました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
一永さん「特にきっかけはなく、ふと思いつきました。『漫画で疲れたくない』『読んだ後にホッとする漫画が読みたい』と知人に言われたのと、もともと登場人物が幸せになる話を作るのが好きだったので、『じゃあ描いてみよう!』という気持ちで始めました」
Q.この作品を描くにあたり、工夫していること、あるいは苦労することはありますか。
一永さん「『すれ違い』が漫画のテーマです。そこで、お互いの行動や感じ方をずらしつつ、思いがつながる可能性も期待させるなど、ちぐはぐさを楽しんでいただけるよう試行錯誤しています。いつも楽しく描いてますが、『男子高校生である主人公 柴崎』の心境になりきるのが大変です」
Q.普段、コンビニはよく利用されますか。
一永さん「週に1回ほど行きますが、以前仕事が忙しいときは昼夜問わず、毎日のように通っていました。いつも明るく親切な店員さんの対応に癒されていました。心引かれる商品に出会えたり、季節を感じられたりするのも楽しいですね」
Q.女性の飼い猫がリアルでしたが、猫は飼われているのですか。
一永さん「現在、住んでいる家では飼っていませんが、実家では小さい頃から猫を飼っています。帰省すると猫に遊んでもらっています」
Q.今後、単行本として販売する予定はありますか。
一永さん「同人誌としてまとめ、2月に開催される即売会『コミティア』で販売する予定です。初めて参加するのでドキドキしています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
一永さん「『かわいい』『癒される』などの意見を多く頂きました。また『こういう漫画を待っていた』『描いてくれてありがとう』『猫への愛がすごい』といった意見も頂き、とてもうれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
一永さん「元々、長編漫画を描くのが好きなので、ドラマ性のある話も描けるようになりたいですね。『コンビニで君との5分間。』を通じ、さまざまな手法や表現力を身につけていきたいと考えています」
(オトナンサー編集部)
コメント