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年末年始で“暴飲暴食” 胃腸のむかつき、腹痛…実は危険な病気かも? 専門医に聞く“整腸の方法”

胃腸をいたわるには?

Q.年末年始に食べ過ぎた場合、胃腸をいたわるためにはどのように対処すればよいのでしょうか。

所さん「食べ過ぎてしまった場合は、まず翌日からの食事内容を工夫することが大切です。先述のように消化の良い食事を心掛け、胃腸に優しい食材を選びましょう。例えば、おかゆや煮込みうどん、温野菜、バナナ、ヨーグルトなどがお勧めです。これらの食品は消化が良く、胃腸への負担が少ないのが特徴です。

また、発酵食品や食物繊維が豊富な野菜、ショウガ、はちみつ、緑茶なども胃腸の調子を整えるのに役立ちます。一方で、からい物や酸っぱい物、カフェイン、アルコール、脂っこい食べ物、揚げ物、生もの、加工食品などは、しばらく控えめにした方が無難です。

食事の取り方も重要です。1回の食事量を控えめにし、よくかんでゆっくり食べることを心掛けましょう。また、食事と食事の間隔を適切に取り、特に夜遅い時間の食事は避けることをお勧めします。

さらに、規則正しい生活リズムを保ち、適度な運動を心掛け、十分な睡眠を取ることも、胃腸の回復を助けます。ストレス管理も大切で、リラックスできる時間を確保することで、胃腸の働きも安定してきます。

このように、年末年始の食生活の乱れは避けられないものですが、意識的に胃腸をいたわる工夫をすることで、不調を最小限に抑えることができます。体調の変化に気付いたら早めの対応を心掛け、必要に応じて医療機関を受診することをお勧めします」

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!」これが「胃腸の不調」ですぐに受診した方がよい“症状”です

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所為然(ところ・ゆきなり)

大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック外科部長、消化器外科専門医

広島大学医学部医学科卒業後、複数の病院勤務を経て、2019年12月に日本消化器外科学会認定専門医を取得。腹部疾患に詳しく、腹腔(ふくくう)鏡手術による消化器疾患の日帰り手術を専門とする。大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック(https://misc-sokei.com/)。

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