オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

藤田玲、車は「大切なプライベートエリア」 映画「ダブルドライブ」主演

映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」に主演する藤田玲さんにインタビュー。シボレーやスカイラインに乗った感想、車にまつわる思い出などを聞きました。

藤田玲さん
藤田玲さん

 ミュージシャンで俳優の藤田玲さんが主演する映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」。同作は、我妻アベル(藤田さん)が少年院時代の兄貴分・村上大児(駒木根隆介さん)の元を訪れ、「サガミ連合」のメンバー・五十嵐純也(佐藤流司さん)と意気投合します。大麻の取引に失敗し、多額の借金を負うこととなった純也を助けるため、アベルは闇金に取引を持ちかけ…というストーリーです。

 オトナンサー編集部では、藤田さんに単独インタビューを実施。シボレーやスカイラインに乗った感想、車にまつわる思い出、リフレッシュ方法などを聞きました。

日本の「ワイルド・スピード」目指す

Q.演じられたアベルとの共通点はありますか。

藤田さん(以下敬称略)「車が好きなところくらいですかね。一つのことをちゃんとやり遂げる熱は持っていると思います」

Q.映画「ボーダーライン」と同じ役を演じられていますが、気をつけたこと、変えようとしたことはありますか。

藤田「前日譚『ボーダーライン』を経ての『ダブルドライブ』で、その時に感じてきたことや、起きた出来事を背負った上で今のアベルがあるので、シリーズ化するのであれば、ずっとふさぎ込んでいてもダメで、笑顔を見せない、口数の少ないキャラで始まっているので、それを人間に近づけていくことがテーマの一つでした」

Q.シボレーやスカイラインの乗り心地はいかがでしたか。

藤田「緊張しました。古い車で高いですし、世界に何台残っているか気になってしまって(笑)でも、マニュアル車なので運転する楽しさはありましたね。スカイラインは、父が乗っていたので愛着があり、今回メインの車なのでうれしかったです」

Q.車について何か思い出はありますか。

藤田「移動は車ですし自分でも運転します。プライベートエリアとして大切にしており、父も祖父も車世代で車で出かけることが多かったので、落ち着く場所の一つです」

Q.今後もアベルを演じたいですか。

藤田「続けていきたいです。いろいろな車に乗り、思い出を作りたいですね。ゆくゆくは日本の『ワイルド・スピード』を目指したいです。シリーズとして続き、僕は俳優としていろいろな現場で成長して、それを映画に反映し、規模が大きくなればうれしいです」

Q.元木隆史監督の印象を教えてください。

藤田「アクティブでスポーティーな方です。探りを入れずに、単刀直入に話してくれて、すごくフランクで見た目も若いです。『監督』という壁を作らない、友達みたいに接してくれる人です」

Q.お気に入りのシーンはどこですか。

藤田「序盤の、サガミ連合の車に囲まれるシーンが好きで、車の映画だなと思いました。本当にスレスレで僕の周りを囲みました。車3台に囲まれると威圧感もすごいです」

Q.最近は2.5次元の舞台にも出演されていますね。映画と舞台それぞれの面白さを教えてください。

藤田「映画はできることの幅の広さ、細かい芝居の質が違うというか、細部にこだわれることです。舞台はその場で起きること、ライブ感を楽しむこと。その時しかない面白さがあります」

Q.リフレッシュ方法を教えてください。

藤田「ゲームをしているか、たいてい飲んでいますね。お酒は好きです。オンオフもそれで切り替えるというか」

Q.好きなお酒は。

藤田「ワインやシャンパンが好きですが、普段は『ストロングゼロ』をよく飲みます」

Q.これからも音楽と演技を両立されるのでしょうか。

藤田「どちらもやっていきたいですね。『ボーダーライン』も『ダブルドライブ』も、僕たちのバンドの曲を使っていただいているので、今後もやれたらいいなと思っています。最近、MCも映画もドラマもミュージカルも2.5次元舞台もやらせていただいているので、マルチに活躍できたらうれしいです」

 映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」は8月25日から全国公開。

スタイリスト:小田優士(Creative GUILD)
ヘアメイク:唐澤知子(THE FACE MAKE OFFICE)

(エンタメチーム)

コメント