「ペダルなし二輪遊具」、坂道での事故に注意 骨折で緊急手術のケースも
子どもが「ペダルなし二輪遊具」で遊ぶ際は、坂道での事故に注意するよう、消費者庁が公式サイトなどで注意を呼び掛けています。
子どもが「ペダルなし二輪遊具」で遊ぶ際は、坂道での事故に注意するよう、消費者庁が公式サイトなどで注意を呼び掛けています。
子どもだけで遊ばせないこと
消費者庁によると、子どもがペダルなし二輪遊具で坂道を走行した際に、止まり切れずに近くの塀に激突したり、転倒したりする事故が発生しています。中には事故後に眼窩底(がんかてい)骨折が判明し、緊急手術となったケースもあるということです。
消費者庁は公式サイトで、坂道では思いのほかスピードが出るため、衝突時や転倒時に大きなけがにつながる可能性があり、危険だと注意を呼び掛けているほか、スピードが出ると、大人が追いかけても止めることが困難だと説明。
子どもをペダルなし二輪遊具に乗せる際は、必ず保護者が付き添い、子どもだけで遊ばせないようにするとともに、「坂道や障害物がある」など危険な場所をあらかじめ子どもと一緒に確認し、こうした場所では、絶対に走行しないように約束させることなどをアドバイスしています。
また、公園や広場などの安全に遊べる場所まで保護者がペダルなし二輪遊具を運び、子どもが乗る際はヘルメットやプロテクターなどを必ず着用させるよう、求めています。
なお、ペダルなし二輪遊具は道路交通法により、交通量の多い道路では使用が禁止されているということです。消費者庁は、車や人の通行が多い道路で乗るとぶつかる可能性があり、大変危険だと警告した上で、こうした場所では絶対に子どもを乗せないよう、強調しています。
(オトナンサー編集部)
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