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「人は感染しない」「ワクチン接種済みの肉は健康への影響なし」 農水省、相次ぐ豚熱発生で呼び掛け

九州の養豚場で、豚の伝染病「豚熱(CSF)」の発生が相次ぐ中、農林水産省が公式サイトやX(旧ツイッター)の公式アカウントで、「豚熱は人に感染しません」と呼び掛けています。

農水省は、「ワクチンを接種した豚肉を食べても人の健康に影響はない」と説明している。
農水省は、「ワクチンを接種した豚肉を食べても人の健康に影響はない」と説明している。

 九州の養豚場で、豚の伝染病「豚熱(CSF)」の発生が相次ぐ中、農林水産省が公式サイトやX(旧ツイッター)の公式アカウントで、「豚熱は人に感染しません」などと呼び掛けています。

豚熱に感染した肉は流通しない

 農水省は公式サイトで、豚熱は豚やイノシシが感染する病気で人が感染することはなく、豚熱にかかった豚の肉が市場に出回ることはないと説明。

 そのため、「当店では豚熱が発生している府県の豚肉は扱っていません」といった表示は不適切だとして、店舗でこうした表示を確認した場合は、表示の自粛や改善を求めるとしています。

 また、Xの公式アカウントでは、「国内の養豚業を守り、豚肉を安定的に供給するため、発生地域ではワクチン接種を行っています」と、豚熱予防の取り組みを説明した上で、「ワクチンを接種した豚肉を食べても人の健康に影響はありません」と強調しています。

(オトナンサー編集部)

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