オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

スパガ・浅川梨奈が語る“女優”への思い「気持ちとしてはお芝居に…」

主演映画「トウキョウ・リビングデッド・アイドル」で人気アイドルを演じる、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの浅川梨奈さんに単独インタビュー。アイドルと女優業の両立について聞きました。

浅川梨奈さん
浅川梨奈さん

 グラビアなどでも活躍中の、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの浅川梨奈さん。主演を務める映画「トウキョウ・リビングデッド・アイドル」(6月9日公開)は、人気アイドル・神谷ミク(浅川さん)がゾンビにかまれてしまい、ゾンビ化するまでの72時間で血清を探し求める…というストーリーです。

 オトナンサー編集部では、浅川さんに単独インタビューを実施。アイドルと女優の両立などについて聞きました。

アイドルは「最後かもしれない」と思いながら

Q.まず、脚本を読んだ感想をお願いします。

浅川さん(以下敬称略)「タイトルを見て『これは』と思いました。すぐにかまれてどうこうと、ぶっ飛んだ話だと思ってびっくりしましたが、お芝居次第でもっと面白くもできるなと思いました。アイドルが題材でもあるので、普段の自分とは違う自分を見せられるように役作りをしました」

Q.普段とはどんな部分を変えたのですか。

浅川「アイドルがアイドルを演じると、『かわいかった』という感想になりがちですが、そうではなくて、普段のライブの表情や仕草では絶対やらないことをやりました。ミクは100%アイドルで、アイドルが好きだからこそできる表情を意識して演じました」

Q.ゾンビ映画はお好きなのでしょうか。

浅川「好きではないです。ホラーものなど、いきなり何かが出てくるものは得意ではありません。ただ演じるのは楽しいです。どう作られていくのかや、どう演じるとこう見えるのかがわかるので」

Q.「ホラー系は嫌いだけど血は好き」というインタビューを拝見しました。今回は、血が多い現場だったのではないでしょうか。

浅川「血だまりなどはほとんどCGで、現場で血のりはあまり使っていないです。しかし、完成したものを見て、冒頭のゾンビの首が吹っ飛ぶシーンはこうなるのかと思いました。初めて見るので驚きがあります」

Q.ダンスや歌のシーンもありました。

浅川「歌やダンスも演技と思ってやっていたので、ライブのように歌って踊る気持ちではなく、お芝居をする気持ちでやっていました。意識することは普段の芝居と変わらないのですが、どうしたらアイドルっぽくなるか、ということは考えました」

Q.今後、アイドルと女優をどう両立していくのでしょうか。

浅川「両立しながらも、演技はできる限り続けていきたいです。アイドル活動はいつ区切りをつけるかわからないので、一日一日のステージを『これが最後かもしれない』と思いながらやっています。そう思うことで、一つ一つのステージを大切にできるので、今年も『最後かもしれない』と思いながら、アイドルをやらせていただきます。

私の気持ちとしては、お芝居に行きたい思いがあるので、今はアイドルと両立しながら、演技で足りないものを培っていきたいと考えています。本業はアイドルですが、今後は女優業やお芝居も頑張っていきたいです」

Q.10代最後ですが、20代の目標は。

浅川「20代で結婚したいという夢があるので、お仕事を頑張りつつ、そのうち良い人が現れればいいなと。20代後半で結婚できるように、仕事もプライベートも充実させられたらと思います。28歳か29歳で結婚したいですね」

Q.オンオフの切り替えはどんなことをされていますか。

浅川「何も考えていなくて、現場に行くと自然にスイッチが切り替えられるようになっていて、今は取材のスイッチで今日は『神谷ミク』としてこの場にいるので、芝居の役者のモードでお話しています。自然と切り替えができるので器用でよかったと思います(笑)考えすぎるとダメな人間なので、重く捉えすぎないことが大切だと思っています」

(エンタメチーム)

コメント