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荒井敦史、ロードレースは「終わりがない旅の奥深さ」 映画「神さまの轍」主演

誰もが経験する挫折と葛藤を描いた作品 

荒井敦史さん

Q.岡山さんの印象をお願いします。

荒井「天音は僕から見て『役者だなこの人』と思います。同世代だからこそ、刺激し合えました。すごく魅力的な俳優さんです。今回が初共演なんですが、前にご飯に行ったことがあると思い込んでいたら、実は初めてだったという恥ずかしい思い出があります。撮影中はテレビがない環境だったので、YouTubeで動画を見たりしてふざけていました」

Q.京都撮影はいかがでしたか。

荒井「1カ月ほど滞在して、のどかさとか空気感が地元の埼玉と似ていると思いました。京都に来たなという感じではなかったですね。井手町の方もとてもよくしてくださり、京都独特のはんなりしている感じがとても好きでした。最近は撮影で京都にいることも多いのでだいぶなじんで来ました」

Q.作道雄監督から何か演技指導や特別な注文はありましたか。

荒井「役としてどうこうではなく、作品をどうしていくかということを話していました。撮影中、撮ったカットを見てみたり、僕と天音の中学時代を演じた子もいてその2人からクランクインだったので、僕たちは子役にどう寄せていくかとか話していました」

Q.現場では演技経験のない方々がエキストラなどに入っていたと伺っています。監督自らも演技指導やワークショップを行ったそうですが、荒井さんも経験のない方に何か教えたり、手助けしたりしたのでしょうか。

荒井「むしろ教わることが多かったです。特にロードバイクのエキストラに来ていた方にいろいろ教えてもらいました。地域と密着してやる映画も少ないですし、出てもらえるだけで感謝でした。街全体を挙げて協力してくださったので作れた映画だと思います」

Q.撮影の合間に面白かったことなどはありますか。

荒井「バーベキューをしたいと、ワガママ少年みたいに天音と言っていたらやってくれました。やってくれたのに、僕たちが早めに部屋に戻るという(笑)その時に面白いくらい火が付かず、カメラマンチームが頑張って火を起こしてくれました」

Q.この映画でロードバイク以外に挑戦したことは何でしょうか。

荒井「台本を読んでいて思ったのが、人間は感情一つじゃないってところです。言ってることと感情がリンクしないところがあり、そこが挑戦でした。言葉ではこう言ってるけど感情ではムカついていたりして、でもそういう表情をするわけではありません。そういう表現が挑戦でした。レースと人生がリンクしていることを、わかってもらえるかどうかが挑戦でした」

Q.映画を楽しみにしている方にひと言をお願いします。

荒井「誰もが経験する挫折と葛藤が描かれた映画です。それに置き換えて、こんなことがあったなという視点で見られる作品なので、そういう風に楽しんでもらえたらと思います。ロードバイクのシーンも絵にこだわって撮影しました。ロードバイクの映画はたくさんありますが新しい切り口を感じてもらえたらと思います」

 3月17日から、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷、イオンシネマ板橋ほかで全国公開。

※スタイリスト=岡村春輝(HARUKI OKAMURA)、ヘアメイク=西澤環(NISHIZAWA TAMAKI)

(オトナンサー編集部)

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