オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

子どもが苦手で双子が生まれても無関心だった夫、父性誕生から立派な親バカになるまで 「激しく同意」

子どもが生まれてからの夫の変化を描いた漫画が話題に。双子が誕生したものの、どこか無関心な様子だった夫ですが…。

漫画「双子誕生から父性誕生まで」のカット=かよポン(kayoponkan)さん提供
漫画「双子誕生から父性誕生まで」のカット=かよポン(kayoponkan)さん提供

 子どもが生まれてからの夫の変化を描いた漫画「双子誕生から父性誕生まで」がSNS上で話題となっています。双子が誕生し、そのお世話はしてくれるものの、子どもにどこか無関心な様子だった夫。しかし、子どもが成長し、おしゃべりができるようになったり、甘えたりするようになり…という内容で「激しく同意です」「うちの夫もこんな感じです」「時間が育ててくれるんでしょうね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

子どもに対して目尻が下がりっぱなし

 この漫画を描いたのは、かよポン(ペンネーム)さんです。ブロガーとして活動しています。現在、小学6年生の双子育児の過去をインスタグラム、現在の様子をブログ「おじゃったもんせ双子」で発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

かよポンさん「今は『育児もお手のもの!』というパパさんをあちらこちらでよく見かけるのですが、『わが家はそうではなかった』っていう…。夫の変化をまとめて漫画にしてみましたが、若干の愚痴を込めて描きました(笑)」

Q.ご主人が変わっていく姿を見て、かよポンさんはどのように感じましたか。

かよポンさん「『子どもの力ってすごいな~!』と思っていました。双子が生まれる前と、生まれてからしばらくは戸惑いと無関心…という感じだった夫をこうまで変えるんだなあと実感しています。そして、変化した後、子どもに対してすぐ目尻が下がる夫を目にすると、自分のことのようにうれしくて、くすぐったい感じがしました」

Q.お子さんが赤ちゃんの頃は、ご主人自身も「関わり方が分からない」と自覚していたのでしょうか。

かよポンさん「多分、自覚はあったと思います。無意識かもしれませんが、関わりを避けていた様子のときもありました。今では『双子が赤ちゃんだった頃、汽笛を鳴らして、心を旅立たせていたこと』がもったいなかった〜!とちょっぴり後悔している夫です」

Q.現在は、よその赤ちゃんを見てもかわいいと思っているのでしょうか。

かよポンさん「もう『かわいいなぁ~!!』って常に目尻が下がりまくりです(笑)父性が育ちまくっております(笑)」

Q.現在も、お子さんたちの面倒はよく見てくれていますか。

かよポンさん「子どもたちの面倒を見るということよりも、常に子どもたちの心に寄り添ってくれています。私もそんな夫の接し方を見て、『すごいな~』と感心しています。そして、子どもたちもそうだと思いますが、私も『これでいいんだ』と安心感に包まれます」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

かよポンさん「意外にも『うちの夫も同じ!』という感想が多かったです。『赤ちゃんの頃をビデオで見ながら、なぜここで抱っこしてやらなかった! 自分!と後悔している』という、かわいいパパさんのエピソードも寄せられていました」

(オトナンサー編集部)

【漫画】本編を読む

画像ギャラリー

かよポン

ブロガーとして活動中。現在、小学6年生の双子育児の過去をインスタグラム(https://www.instagram.com/kayoponkan/)、現在の様子をブログ「おじゃったもんせ双子」(http://ojattamonse-futago.blog.jp/)で発表している。

コメント