お気に入りのバッグに巡り合えた“年相応”を知らない私、ブランドを検索すると…「気にしない気にしない」
バッグを買ったときの出来事を描いた漫画が話題に。お店でかわいいバッグを見つけて購入した、自称“年相応のおしゃれが分からない”女性ですが…。

バッグを買ったときの出来事を描いた漫画「オシャレがわからないはなし」がSNS上で話題となっています。ある日、お店でかわいいバッグを見つけて購入した、自称“年相応のおしゃれが分からない”女性。帰宅後、ふと、バッグのブランド名を検索してみたところ…という内容で「気にしない気にしない」「すごく分かります」「かわいければいいです」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
落ち込んだ気持ちを消化したい…
この漫画を描いたのは、システムエンジニアの実久留(ペンネーム)さん(23)です。日々の出来事を中心とした漫画をインスタグラムやブログ「みくるの絵日記ブログ」で発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
実久留さん「小学2年の頃から漫画を描くことが好きでした。高校生になってから忙しくて描いていませんでしたが、就職して久しぶりに描き始めました。会社の同期がさまざまな趣味を持っていたのに対して、自分にはこれといった趣味がなく、私も趣味を持ちたいと思って漫画を投稿するようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
実久留さん「少し落ち込んだので、その気持ちを消化するために描きました。また、投稿することで、誰かに共感してもらいたかったという思いもあります」
Q.普段、あまりファッションメディアや雑誌は見ない方ですか。
実久留さん「ほとんど見ないですね…中学生のときに買っていた『ピチレモン』と『ニコラ』が最後だったと思います。最近は美容院でしか読む機会がありません。ファッションアイテムを買いたいときはインターネットのECサイトを参考にする程度です」
Q.ブランド名などで選ぶのではなく、気に入ったものを買うことが多いのでしょうか。
実久留さん「その方が多いです。服や小物を買いに行くときはショッピングモールのお店をいくつも回って、ピンときたものを買っています。でも、これからは自分に合ったブランドを見つけたいなと思います」
Q.社会人になってから服装は変わりましたか。
実久留さん「大学生時代から、ナチュラル系のワンピースやスカートなどを着ることが多かったです。社会人になってからも大きな変化はありませんが、オフィスでも着られるような、きれいめで大人っぽい服装をそろえるようになりました」
Q.その後、購入したバッグは活躍しているでしょうか。
実久留さん「コロナ禍で外出する機会が減っているので、今のところ、まだあまり活躍はできていないかもしれません。でも、気に入っているので、これからたくさん使いたいと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
実久留さん「『気にしない気にしない』『かわいければいいですよ』といった励ましの言葉や『私も買った後に検索して気にすることがあります』といった共感の言葉を頂き、気持ちが救われました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
実久留さん「これまでは、ちょっと面白かった出来事などを絵日記として投稿していました。これからは、シリアスな内容や続き物の漫画も描いてみたいなと思っています。また、イラストコンテストへの応募にも挑戦し、さまざまな絵を描いてみたいです」
(オトナンサー編集部)
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