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コロナ「変異ウイルス」に警戒を 「501」「484」「N」「Y」は何を意味する?

基礎疾患ない30代の死亡者も

Q.新型コロナはこれまで、若者が感染しても軽症か無症状で済むことが多く、「コロナはただの風邪」と公の場で発言する人たちがいました。「変異ウイルスは違う」と聞きます。

森さん「これまで、重症化のリスクが高いのは『65歳以上』と言われていましたが、『N501Y』変異ウイルスが主流になっている大阪府では医療現場の実感として、『50代以下の重症例がこれまでと比較して明らかに増えている』という医師の声が複数報道されています。基礎疾患のない20代、30代の重症化、基礎疾患のない30代、40代の死亡も発表されていて、吉村洋文知事は『基礎疾患のない若年層も重症化する傾向にある』と発言しています」

Q.変異ウイルスが全国的に広まる可能性も踏まえての感染対策を教えてください。

森さん「感染が広がるスピードが速いため、国や都道府県は『緊急事態宣言』によって強い対策を打ち出しましたが、私たち一人一人に必要なことは、これまでと変わらず、基本的な感染対策の徹底です。

従来よりも感染しやすくなることを念頭に、マスクの着用、手洗いや手指消毒、『3密(密閉空間、密集、密接場面)』を避けることが重要です。その上で、屋外でも室内でも大人数や長時間の会食、喫煙所、更衣室、休憩室等のマスクを外す場面、狭い空間や換気が悪い空間での飲食や飲酒、カラオケ、寮や合宿所、シェアハウスなどでの共同生活では感染リスクが高まることを認識し、リスクを下げる対策が必須です」

(オトナンサー編集部)

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森まどか(もり・まどか)

医療ジャーナリスト、キャスター

幼少の頃より、医院を開業する父や祖父を通して「地域に暮らす人たちのための医療」を身近に感じながら育つ。医療職には進まず、学習院大学法学部政治学科を卒業。2000年より、医療・健康・介護を専門とする放送局のキャスターとして、現場取材、医師、コメディカル、厚生労働省担当官との対談など数多くの医療番組に出演。医療コンテンツの企画・プロデュース、シンポジウムのコーディネーターなど幅広く活動している。自身が症例数の少ない病気で手術、長期入院をした経験から、「患者の視点」を大切に医師と患者の懸け橋となるような医療情報の発信を目指している。日本医学ジャーナリスト協会正会員、ピンクリボンアドバイザー。

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コメント

2件のコメント

  1. 【誤植】これらの他に、海外から入ったとみられるものの起源が分からない変異ウイルスが日本で確認されていています」

    直せよ!

    • オトナンサー編集部です。ご指摘ありがとうございます。 訂正いたしました。