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「レッドアイズ」の高橋ひかる、挫折味わった国民的美少女に本格ブレークの予感!

飛躍した小芝風花さんに続けるか

 そんな中、飛躍したのが小芝風花さん。主演クラスに成長して、今期のテレビ朝日系連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(毎週土曜 後11:00)で主人公を演じています。23歳の彼女に続いて、19歳の高橋さんが女優としてブレークすれば、オスカーも一息つけることでしょう。

 かと思えば、女優をもっとやりたいとオスカーから飛び出したのが現在20歳の岡田結実さんです。こちらも今期の日本テレビ系連続ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(毎週木曜 後11:59)に主演。地上波ドラマへの登場は移籍後初となります。

 ほぼ同世代の岡田さんを高橋さんがどこまで意識しているかは分かりませんが、出た人と残った人が同じクールで再び、女優として話題になるというのは興味深いところです。

 なお、高橋さんは1月、朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の金曜マンスリーパーソナリティーを務めました。これもオスカーと日本テレビが彼女に力を入れていることの表れでしょう。

 1年半ぶりとなる女優業再開について、彼女は自身のインスタグラムでも告知。「レッドアイズ」について、「スリリングで毎話毎秒目が離せない展開についてきて下さいね。放送をお楽しみに!」と紹介しました。

 12歳で「国民的美少女」に選ばれ、18歳で活動休止という挫折も味わいながら、美少女っぽくない「キレ芸」で巻き返すなど彼女自身の展開もなかなかスリリング。ネクストブレーク女優から本格的ブレークを果たせるかどうか、目が離せない感じです。

(作家・芸能評論家 宝泉薫)

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宝泉薫(ほうせん・かおる)

作家、芸能評論家

1964年岐阜県生まれ。岩手県在住。早大除籍後「よい子の歌謡曲」「週刊明星」「宝島30」「噂の真相」「サイゾー」などに執筆する。近著に「平成の死 追悼は生きる糧」(KKベストセラーズ)、「平成『一発屋』見聞録」(言視舎)、「あのアイドルがなぜヌードに」(文春ムック)など。

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