「レッドアイズ」の高橋ひかる、挫折味わった国民的美少女に本格ブレークの予感!
日本テレビ系連続ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」で約1年半ぶりとなるドラマ出演を果たした高橋ひかるさん。“女優”としてのブレークに期待がかかります。

高橋ひかるさんが“女優”として帰ってきました。最近はバラエティー番組での活躍が目立っていましたが、1月23日にスタートした日本テレビ系連続ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(毎週土曜 後10:00)にレギュラー出演中。約1年半ぶりとなるドラマです。
2014年、オスカープロモーションが主催する「国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得した高橋さんは翌年、13歳でCMデビュー。その後、ドラマに映画、バラエティー、雑誌モデルと順調にキャリアを重ねてきました。が、おととしの秋、挫折を経験します。
体調不良により約2カ月間、活動を休止。収録が始まっていたドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日本テレビ系)も降板することとなり、佐久間由衣さんが代役を務めました。
バラエティーで活動再開
その年明けに活動を再開したものの、もっぱら、バラエティー番組が中心。ただ、そこでもしっかり結果を残しています。「スクール革命!」(日本テレビ系)で「うるさいねん」「なめてんちゃうぞ」といった関西弁の「キレ芸」を見せたり、「秘密のケンミンSHOW極」(同)で地元・滋賀県のお国自慢をしたりと新たな一面を見せました。
しかし、昨年12月に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)ではこんな本音も。彼女は「バラエティー大好きやし、関西出身なので、やったー!って最初は思っていたんですけど、気付いたらお芝居の仕事がないなって」と語り、「うれしい半面、やっぱり、お芝居したいなっていう気持ち」だとアピールしたのです。
実際、一時は「ネクストブレーク女優」とも呼ばれ、「将来有望な10代女優ランキング」(ランキングー! 2020年5月)でもベスト3入り。1位は浜辺美波さんで、2位は清原果耶さんでした。高橋さんもまた、「お芝居をやらせていただく」つもりで芸能界に入った以上、女優の仕事ももっとやりたかったわけです。
その潜在能力もかなり高いものがあります。例えば、彼女がデビューした年に出演した「チオビタドリンク」のCMの中で「ははーっ」と時代劇風に頭を下げる場面がありました。それまで時代劇をあまり見たことがなかったため、ちょっと苦労したそうです。
が、その2年後には大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合)に出演。三浦春馬さん扮(ふん)する井伊直親の隠し子という複雑な役どころをのびのびと演じました。この子には役者に必要な吸収力が備わっているのだなと感じたものです。
また、2018年の「高嶺の花」(日本テレビ系)では、ちょっとコミュ障だけどコスプレ好きの女子役で登場。魔法少女やゴスロリ、探偵といったさまざまな変身で楽しませました。これなどは彼女にうってつけの役どころと言えます。
というのも、彼女はその長身でスレンダーなモデル体形も魅力。こうしたタイプの芸能人を多く輩出してきた所属事務所オスカーの伝統を引き継ぐ存在でもあります。
そこで連想するのが「国民的美少女」の先輩で10歳上の河北麻友子さん。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)などのバラエティーでも活躍していて、笑いが取れるところも似ています。先日、河北さんが結婚したことで、その後継者的なポジションになっていく可能性もありそうです。
とはいえ、高橋さんは女優志向も強いようですから、今後はまた、ドラマや映画の仕事も増えていくことでしょう。ある意味、追い風も吹いています。オスカーではこのところ、女優の移籍が相次いで、米倉涼子さんや剛力彩芽さん、忽那汐里さんなど実績を残した人たちが去りました。事務所としては、その穴を埋める人材の育成が急務となっています。
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